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2016年10月24日 [ 第256回 ]

 チュウヒ,ホウロクシギ,オシドリ,余録;コサギとセイタカシギとアオアシシギ,ヌートリア

 

 

 チュウヒ(成鳥) Eastern Marsh Harrier Circus spilonotus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:52.0cm

 翼開長:113.0cm〜137.0cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息環境:草原、農耕地など。

 食性:小型哺乳類、両生類、鳥類など。

 レッドリスト:絶滅危惧TB類(EN)

 フォトギャラリー:第132回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2016年10月13日

 撮影時間:10時35分54秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2016年10月13日

 撮影時間:12時22分09秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 ホウロクシギ(幼鳥) Far Eastern Curlew Numenius madagascariensis

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:63.0cm

 翼開長:110.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:海岸、干潟、水田など。

 食性:カニ、エビなど。

 レッドリスト:絶滅危惧U類(VU)

 フォトギャラリー:第139回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2016年10月13日

 撮影時間:10時19分49秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 

 オシドリ(雄) Mandarin Duck Aix galericulata

 分類:カモ目 カモ科

 全長:45.0cm

 翼開長:69.5〜77.0cm

 分布:東北地方以北で夏鳥。それ以南で漂鳥または冬鳥。

 生息地:平地〜山地の林、湖沼、河川、水田など。

 食性:ドングリ、草など。

 レッドリスト:情報不足(DD)

 フォトギャラリー:第207回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2016年10月15日

 撮影時間:07時34分40秒

 シャッタースピード:1/250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2016年10月15日

 撮影時間:07時38分40秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 今回はいずれも絶滅危惧種の野鳥たち。 シギチの渡りが終盤を迎えつつある大阪南港野鳥園に チュウヒが出没している。 飛来するとしばらく干潟の上を飛び回るのでひとしきりカメラの連写音が鳴 る。 獲物を探しながら低空飛行し葦原の中に降りて姿が見えなくなる。 しばらくするとまた飛び上が るという行動を繰り返す。 軽量ゆえ垂直に離陸する能力が有り葦原の中の狭い空間からでも容易に 飛び立てる。 その能力から英名の「ハリヤー」は垂直離着陸機の名前になっている。チュウヒの雄は 虹彩が黄色、雌は黄色か暗褐色、幼鳥は暗褐色とされる。 この個体は黄色く見えるから成鳥という 事になるが体の大きさがはっきりしないので雌雄は不明だ。
 この日は腹の辺りを怪我していると思われるホウロクシギも居た。 水面付近に立つとよく目立つが 枯れた草地に立つとこんなにも同じ色になるものかと思うほど保護色で、割と近くに立っていても姿が かき消されて肉眼では神隠しか手品みたいに見えなくなってしまう。 この個体は嘴が短く見えるので 幼鳥と思われる。怪我をして長期滞在しているのだとしたらここで越冬する可能性もゼロではない。
その2日後、大阪郊外の都市公園の池にオシドリ雄が2羽入っていた。早朝だったので人影が少なく 池の真ん中に無警戒で浮かんでいた。オシドリは露出がけっこう難しくて胸などの色を綺麗に出そうと 明るめに設定すると眼の周りが白飛びしてしまったりする。飛翔すると銀杏羽が三列風切というのがよ く分かるが翼は全体的に地味だ。
季節は確実に巡る。野鳥ファン特有の季節感とでも言うべきか、このところシギチが減りカモが渡来し て冬が近い事を感じる。

 余録;
 コサギとセイタカシギとアオアシシギ
 コサギに追い払われたセイタカシギとアオアシシギが「あわわわわわ・・・」と退散。
 大阪南港野鳥園にて10月4日のひとコマ。 一度没にしたものだが改めてよく見ると面白い写真な ので気が変わって掲載する事にした。

 



 ヌートリア
 大阪南港野鳥園の観察所脇の小さな池を泳いでいた。
 
  



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