フォト_ギャラリー

2016年09月02日 [ 第246回 ]

 クロハラアジサシ

 

 クロハラアジサシ(幼鳥?) Whiskered Tern Chlidonias hybrida

 分類:チドリ目 カモメ科

 全長:26.0cm

 翼開長:76.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:湖沼、河川、干潟など。

 食性:魚類、昆虫など。

 フォトギャラリー:第91回他参照

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2016年9月1日

 撮影時間:13時23分53秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F7.1

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 昨日大阪市内の行きつけの撮影地へ行った帰り近くの海岸を歩いていたら忽然とアジサシ類が飛来 した。 ずっと海の方を注視していたつもりだったが目前に来るまで気付かなかった。 見た瞬間に見 覚えの有るやつだと直感したがこの類いは同定が難しいので帰宅後いろいろ調べてみてクロハラアジ サシ幼鳥と判断したが自信が無い。 特に幼鳥はハジロクロハラアジサシなどとの識別が難しい。 ク ロハラアジサシ幼鳥と判断した根拠は以下の通り。

 クロハラアジサシ幼鳥;
 頭頂から後頸が黒褐色。
 背、肩羽、雨覆が黒褐色でバフ色の斑が有る。
 腰から尾が灰色。

 ハジロクロハラアジサシ幼鳥;
 眼の周囲が白く見える。
 側頸の白色部が後頭まで食い込む。
 背、肩羽は褐色で淡色の羽縁は僅か。
 腰が白い。

 図鑑によればクロハラアジサシの方が嘴が太くて長いとされるが微妙な違いなので見極めが困難 だ。 全長はクロハラアジサシの方がやや大きい(ハジロクロハラアジサシは23.0cm)。 なお他の アジサシ類とは嘴の色や尾の形などで識別した。
 4年前には9月に幼鳥を見た後10月に成鳥を見た(フォトギャラリー第90回・第91回参照)。 同じ パターンなら今年もこのあと成鳥が来る可能性が有る。 しばらく海岸から目が離せない。



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