フォト_ギャラリー

2014年08月30日 [ 第149回 ]

 コシアカツバメ Red-rumped Swallow

 

 コシアカツバメ Red-rumped Swallow

 分類:スズメ目 ツバメ科

 全長:19.0cm

 翼開長:32.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。一部越冬。

 生息地:住宅地、農耕地、海岸など。

 食性:昆虫。

 フォトギャラリー:第11回・第84回・第145回参照

 撮影日:2014年8月28日

 撮影時間:13時36分15秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影難易度:★★★☆☆

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

 「野鳥王国」のドメイン名に使っている「ツバクラメ」はツバメの古称だ。 コシアカツバメはシレッとツ バメの群れの中に混ざっている事が有るから、たとえツバメの群れであってもよく確認しておいた方が 良い。 見慣れれば遠目にも肉眼でそれと分かる様になる。野鳥ファンの間では最近「鳥枯れ」とか言 って鳥が居ないと嘆く声も聞かれるが、鳥が「居ない」のではなくて「気付いてない」だけなのかも知れな い。 自分で探鳥する手間を惜しむと、知らず知らずスキルが低下してせっかくの野鳥を見落としてしま うという事も無いとは限らない。
 コシアカツバメの飛翔は何度も撮影しているが、何故かいつも写っているのは見上げるアングルの下 面側で、上面の赤褐色の腰はほとんど写っていなかった。 この様に見下ろすアングルではピントを背 景に取られやすくAF撮影は難しい。 今回ピン甘ながら、だいぶ実って来た稲穂を背景に秋めいた画 が撮れたので紹介する事にした。
 ところでこの夏は2ヶ所でコシアカツバメの巣を見つけた。 もうとっくに巣立ってしまったが、うち1ヶ 所は7月8日に紹介した軒下(第145回参照)。 もう1ヶ所は別のエリアの橋の下だった。 橋の下は イワツバメの専売特許だと思っていた。
 季節は巡る。 もう間もなく夏鳥の季節も終る。 ツバメたちも名残りを惜しむ様に晩夏の空を飛び回 っていた。

 ツバメ:第11回・第117回参照

 イワツバメ:第83回・第84回・第117回・第136回参照

 ショウドウツバメ:第71回参照



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