フォト_ギャラリー

2011年10月25日 [ 第70回 ]

 オオタカ [続報],ハイタカ(雄)[続報],ミサゴ[続報]

 

 オオタカ [続報]

 分類     :タカ目 タカ科

 全長     :雄50.0cm 雌58.5cm

 翼開長    :105.0〜130.0cm

 分布     :四国の一部、本州、北海道、九州で繁殖。留鳥。

 生息地    :森林。都市植林。

 食性     :肉食/鳥類、両生類、小型哺乳類など。

 レッドリスト :準絶滅危惧(NT)

 DATE(撮影日) :2011年10月18日

 TIME(撮影時間) :15時37分36秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/500秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :800

 撮影難易度  :★★★★☆





 

 ハイタカ(雄)[続報]

 分類     :タカ目 タカ科

 全長     :雄32.0cm 雌39.0cm

 翼開長    :60.0〜79.0cm

 分布     :本州以北で留鳥または冬鳥。

 生息地    :森林、農耕地。

 食性     :肉食/鳥類、小型哺乳類など。

 レッドリスト :準絶滅危惧(NT)

 DATE(撮影日) :2011年3月1日

 TIME(撮影時間) :14時54分41秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/25秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :200

 撮影難易度  :★★★★☆






 

 ミサゴ[続報] 

 分類     :タカ目 タカ科

 全長     :雄54.0cm 雌64.0cm

 翼開長    :155.0〜175.0cm

 分布     :北海道から沖縄で留鳥。

 生息地    :河川、海岸、湖岸。

 食性     :肉食/魚類。

 レッドリスト :準絶滅危惧(NT)

 DATE(撮影日) :2011年09月14日

 TIME(撮影時間) :14時12分02秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/320秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :400

 撮影難易度  :★★★★☆

 使用カメラ  :NIKON D40

 使用レンズ  :NIKON Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm

 NIKON Teleconverter TC−201 2×

 撮影地    :大阪府

 僕が一番好きな鳥、久々のオオタカ登場だ。 記念すべきフォト_ギャラリー第1号を飾るオオタカ。  過去6回登場したが、気が付けば前回の登場以来2年近い月日が流れていた。 撮影出来たのも5 月2日以来、大阪での撮影は2月1日以来だ。
 この日オオタカは大阪南港野鳥園に午前中一瞬だけ姿を見せたきり、深い林の中に隠れてしまっ た。 こうなるとなかなか現れないのがオオタカだ。 しかし僕は諦めなかった。 約4時間後、別の方 向で再び白っぽい物が一瞬現れて林に飛び込むのを僕は見逃さなかった。 もしやと思い望遠レンズ を林の方へ向ける。 すると非常に分かりにくい枝の隙間に、確かにオオタカの姿が有った。 鳥と思 われる獲物の羽根をむしっている様だ。 だが距離が有るうえに枝掛かりで思う様な絵が撮れない。  最寄の観察所へ行けば良い写真が撮れるかも知れないが、死角になる道を数百メートル歩かねばな らず、移動の間に飛んだりすれば裏目になる。 早い決断が要求された。 獲物を食べる間しばらく動 かないと見た僕は、ほとんど逡巡せず移動した。 その判断は正しかった。 百メートル以上の距離は 有ったが、比較的好条件で撮影する事が出来た。 この周囲を圧する支配者の様な風格は、さすがオ オタカと言う他ない。
 その半年ほど前、ハイタカも大阪南港野鳥園の観察所から遥か彼方の木に止まり、豆粒の様に小さ い上に枝掛かりでほとんど絵にならなかった。 オオタカの時と同様、この時も僕は迷わず最寄の観察 所へ移動し、百メートル弱の距離で撮影する事が出来た。 天気が悪くて充分な明るさが無い中でISO 感度を200に設定したため、わずか25分の1秒というスローシャッターを切らざるを得なかった。 か と言って感度を上げて撮影した画像は、比較すると明らかに画質が劣る。 超望遠でこれ程のスローシ ャッターを切ると、三脚で固定していても手ブレする。 ミラーアップの際のわずかなショックも無関係で は無い。 リモコン撮影も試してみたが、三脚で固定したまま手でホールディングしている方がマシだっ た。
 昔、ハイタカの雄はコノリと呼ばれた。 雌雄の外見がかなり異なる事から別の種だと誤解されてい たらしい。 雄にはこの写真の通り胸から腹に橙色の横斑が有るが雌の横斑は褐色で、印象がだいぶ 違うから無理も無い。
 ミサゴは9月に同じ観察所から撮影したものだが、止まったのは同じ方向の更に手前のクロマツだ。  体格もオオタカやハイタカより大型なので、この写真はあまり引き伸ばしていない。 ミサゴがこの木 に止まったのは初めて見た。 口を開けているのは鳴き声を発しているのではなく、ずっと犬みたいに だらしなく開けっ放しだった。 この日は大変暑かったので体温を下げる為と思われるが、この仕草が 撮影されるのは珍しいそうだ。 ハヤブサなどもこの様にして体温調節をする事が有るというが、猛禽 類のちょっと意外な一面を見る思いがした。

 オオタカ(フォト_ギャラリー2008年12月31日、2009年05月28日、06月04日、08月20日、1 0月07日、11月11日参照)
 ハイタカ(フォト_ギャラリー2009年10月07日、2010年03月10日参照)
 ミサゴ(フォト_ギャラリー2009年08月05日、11月11日、11月24日、2011年2月28日参照)



トップへ
戻る
前へ
次へ