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2014年09月11日 [ 第150回 ]
ソウシチョウ
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ソウシチョウ Red-billed Leiothrix Leiothrix lutea
分類:スズメ目 チメドリ科
全長:15.0cm
翼開長:21.0〜24.0cm
分布:本州、四国、九州などで留鳥。外来種。
生息地:高山〜低山の林、藪など。
食性:昆虫、果実、種子など。
指定:特定外来生物
フォトギャラリー:初登場
撮影難易度:★★★☆☆
撮影日:2014年8月29日
撮影時間:10時37分07秒
シャッタースピード:1/320秒
絞り値:F5.6
撮影モード:プログラムAE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR
見た瞬間、記憶の中の図鑑には載っていなかったが外来種だと直感した。 そこそこ美しいさえずり
と派手な容姿はいかにも愛玩用の飼鳥だ。 人為的に持ち込まれたので「野鳥」ではない。 野鳥では
ないのだから本来ここに鳴り物入りで掲載するのもおかしいのだが、そんな矛盾をもたらしているのも
外来種たる所以だろう。 フォトギャラリーに「野鳥ではない鳥」を掲載するのは初めてだ。 このポイン
トでは少なくとも2羽を確認したが撮影しながらも感動は無く、悶々とした複雑な不快感しか無かった。
1羽や2羽くらいならまだしも、こんな派手な外来種があちこちで大量に飛び回っていたらドン引きす
るだろう。 これ以上増えずに自然消滅するのを待つしか無いのだろうか。
外来種とは言え調べてみると移入された時代は古く江戸時代とされるが、近年増加が著しいと見られ
ており、本来の野鳥であるウグイスやオオルリの生息を圧迫する危険性が懸念されている様だ。 この
時はメジロの群れを威嚇していた。 糞が美容にいいとかで養殖する業者も有り、籠抜けなどにより繁
殖に拍車がかかっている可能性も考えられる。 ペットとして輸入されていた時代も有った様だ。
外来種と言えば最も身近な外来種はドバト(カワラバト)だ。 特定外来生物には鳥類ではソウシチョ
ウの他にカナダガン、ガビチョウ、カオジロガビチョウ、カオグロガビチョウが指定されている。 カナダ
ガンは放鳥されたか籠抜けした個体がシジュウカラガンなどと交雑する事が危惧されているらしい。
ここでも野鳥(ウグイスやオオルリなど)を追い詰めているのは元を辿れば人間だ。 外来生物(ソウ
シチョウなど)に罪は無い。 人間が持ち込みさえしなければ、彼らも故郷の野山で立派な「野鳥」だっ
た筈だ。 彼らもまた勝手な人間の被害者なのではないだろうか。
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