
フォト_ギャラリー
2010年11月24日 [ 第55回 ]
チュウサギ,コサギ
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チュウサギ
分類 :コウノトリ目 サギ科
全長 :68.0cm
翼開長 :105.0〜115.0cm
分布 :河川、水田、干潟など。
生息地 :本州以南で夏鳥。
食性 :肉食/魚類、両生類、爬虫類、昆虫など。
レッドリスト :準絶滅危惧(NT)
DATE(撮影日) :2010年10月5日
TIME(撮影時間) :16時23分33秒
SHUTTER(シャッタースピード) :1/60秒
APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)
EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL
FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)
ISO(ISO感度) :200
撮影難易度 :★★★★☆

コサギ
分類 :コウノトリ目 サギ科
全長 :61.0cm
翼開長 :98.0cm
分布 :本州〜九州で留鳥または夏鳥。
生息地 :河川、水田、干潟など。
食性 :肉食/魚類、両生類、昆虫など。
DATE(撮影日) :2009年10月20日
TIME(撮影時間) :12時58分09秒
SHUTTER(シャッタースピード) :1/1250秒
APERTURE(絞り値) :F11.2(絞りリングはF4)
EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL
FOCAL LENGTH(焦点距離) :600mm(換算900mm)
ISO(ISO感度) :1600
撮影難易度 :★★☆☆☆
使用カメラ :NIKON D40
使用レンズ :NIKON Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
NIKON ED AF NIKKOR 70−300mm1:4−5.6D
NIKON TeleconverterTC−201 2×
撮影地 :大阪府
以前にも触れた通りシラサギという名の鳥は存在しない。 一般に白鷺と呼ばれるのはダイサギ(フ
ォト_ギャラリー2009年08月14日参照)と、チュウサギとコサギの3種の事を指す。 勿論大きさは
名前の通りの順だ。
長らく狙っていたチュウサギがようやくファインダーに納まってくれた。 なにしろ見かけはダイサギと
よく似ているうえに個体数が少ないから、よほど注意していないと見落としてしまう。 この日もダイサギ
とコサギの群れに紛れていたので、しばらく気付かなかった。 しかし偶然3種のスリーショットを撮影し
て、明らかに大きさが違う事から疑いを持ち始め、その後、近距離で撮影した写真をプロに見てもらっ
てチュウサギと確認出来た。 ダイサギとコサギがどこにでも居るので意外に思われるかも知れない
が、チュウサギは準絶滅危惧に指定されている希少な種で、滅多に見る事が出来ない。 大きさ以外
にダイサギと見分けるポイントは嘴の口角の位置で、ダイサギの口角が目の位置より後ろまで伸びて
いるのに対し、チュウサギの場合は目の下あたりで止まっている。 しかし非常に微妙な違いなので、
判別は容易ではない。 写真を見比べると嘴の色が違うが、これは季節により変化するからであって
判別の決め手にはならない。
遡る事1年前、当時フィールドにしていた山地には全く見当たらなかったコサギだが、平地に下って河
川敷を歩いてみれば、やはり居た。 居ないほうがおかしい。 それくらいよく見る身近なサギだ。 足
指が黄色いので他の白鷺と容易に判別出来るが、その足が水中に隠れている事も多い。 羽は雌雄
同色…と言うより白一色だ。 夏羽には冠羽や飾り羽が有る。 警戒心は強くないし小鳥みたいにすば
しっこくもないから、撮影は簡単そのものだ。 敢えて言えば白飛びに注意するくらいのものだが、別に
不自然ではないから多少の事は気にする必要はない。 実際この写真も白飛びしている。
コサギはこの写真の様に足を水面で震わせて波を起こし、出て来た魚を捕食する。 陸地でもこの様
な方法で餌食を誘い出すと言う。 また、ダイサギもこれに似た仕草をする事は有るものの、コサギほ
ど器用ではないそうだ。
ところで、ダイサギやコサギと比べて外見や習性に大きな違いが無いのに、なぜチュウサギだけが準
絶滅危惧種になってしまったのだろうか。 ダイサギとコサギが多いだけに尚更不思議に思える。 こ
れら3種の白鷺は水田が少ないせいか北海道には分布しない。 どこにでも居そうな白鷺が北海道の
大地に居ないのも意外だが、それと何か関連が有るのだろうか。 この謎が解明出来なければ絶滅の
危険は解消出来ないのかも知れない。
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