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2009年12月20日 [ 第36回 ]
ハヤブサ
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ハヤブサ[続報]
分類 :タカ目 ハヤブサ科
全長 :雄42.0cm 雌49.0cm
翼開長 :84.0cm〜120.0cm
分布 :全国で留鳥または漂鳥。
生息地 :海岸、河川、農耕地など。
食性 :肉食/鳥類など。
レッドリスト :絶滅危惧U類(VU)
DATE(撮影日) :2009年12月2日
TIME(撮影時間) :12時49分35秒
SHUTTER(シャッタースピード) :1/2000秒
APERTURE(絞り値) :F11.2(絞りリングはF4)
EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL
FOCAL LENGTH(焦点距離) :600mm(換算900mm)
ISO(ISO感度) :1600
撮影難易度 :★★★★☆
使用カメラ :NIKON D40
使用レンズ :NIKON ED AF NIKKOR 70−300mm1:4−5.6D
NIKON Teleconverter TC−201 2×
撮影地 :大阪府
ハヤブサの分類はタカ目だが、タカ科ではなくハヤブサ科だ。 タカ科の場合は初列風切の分離枚数
が識別ポイントのひとつだが、ハヤブサ科は写真の通りほとんど分離しない。 いかにもスピードの出
そうな翼だ。 目の下には特徴的な髭状斑があり、黄色いアイリングが目立つ。
この日ミサゴの撮影ポイントに行ってみたらミサゴはおらず、またハヤブサがいた。 おそらく前回と
同じ個体だが、今回は単にカラスの群れからモビング(擬似攻撃)を受けて情けなく逃げていた(フォト
_ギャラリー2009年11月25日参照)。 スピードを誇るハヤブサと言えども、こうして水平飛行してい
る時の速さは大した事がなく、どうにかカラスを振り切れる程度でしかない。 だがひとたび上空に舞い
上がると位置エネルギーを利用して加速し、猛スピードで獲物にアタックしてノックアウトしてしまう。 い
ったんノックアウトしてから改めて掴み掛るという狩りの方法が、直接掴み掛るタカ科と異なる。 以前
にも触れた様にハヤブサが狩りをする時の急降下速度の記録は時速数百kmと言われる(フォト_ギ
ャラリー2009年05月25日参照)。 鳥類最速というよりも生物界最速の可能性もある。 カラスがタ
カやハヤブサに対してモビングするのは、上空から襲われない様に上昇を阻止し制空権を確保するた
めとされる。 勿論、単独で迂闊に近寄れる相手ではない。 特にハヤブサやオオタカなどは鳥類も捕
食の対象だから、カラスのモビングは集団で行われる。 うっかり単独でオオタカを深追いしたカラスが
逆襲されて退散するところを見た事もある。 カラスも生き残るために必死なのだ。
動物園などと違って、自然界の野鳥は常に同じ場所に居るとは限らない。 いつでも見られる鳥籠の
鳥よりも、会えるかどうかも分からない自然界の野鳥の方が、会えた時の感動が遥かに大きい。 そ
れが希少な鳥なら尚更で、ファインダーに捉えた時のドキドキ感は野鳥園などのケージでは味わう事が
出来ない。 幸いこの撮影ポイントに来さえすれば何かが居てくれる。 山地と違い河川敷は遮る物が
少ないので、野鳥を発見しやすい傾向もある。 しかし、だからと言っていささかも感動が薄れる事はな
い。 ハヤブサは絶滅危惧U類。 ここに居る事自体が不思議なのだ。 当り前の様に感じてしまうの
は錯覚だ。
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