
フォト_ギャラリー
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ミサゴ
分類 :タカ目 タカ科
全長 :雄54.0cm 雌64.0cm
翼開長 :155〜175cm
分布 :極地を除く全世界。北海道から沖縄で留鳥。
生息地 :河川、海岸、湖岸。
食性 :肉食/魚類。
レッドリスト :準絶滅危惧(NT)
DATE(撮影日) :2009年8月4日
TIME(撮影時間) :18時22分44秒
SHUTTER(シャッタースピード) :1/2000秒
APERTURE(絞り値) :F11.2(絞りリングはF4)
EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL
FOCAL LENGTH(焦点距離) :600mm(換算900mm)
ISO(ISO感度) :1600
撮影難易度 :★★★★☆
もう何が来ても驚かないつもりでいた。 しかしそんな決意など脆くも消し飛ぶ猛禽類が、またも大阪
の空に飛来した。 準絶滅危惧種のミサゴだ。 広島で出会って以来2年半ぶりの再会だが、今回の
撮影地はおよそミサゴが飛びそうもない山間部であり、全く予想外の邂逅だった(いつも予想外だが)。
ミサゴは主に河口付近などで魚類を捕食し、崖の上や樹上に営巣するので生息地は海岸付近の筈
である。 多少内陸に入る事もあるにせよ、この撮影地近辺には大きな川は流れておらず海や湖から
も遠い。 ほとんど考えられない様な所に出現したという意味で、非常に驚いたのである。 飛翔も直線
的ではなく珍しく螺旋状に帆翔していた。 実は直前に飛行機が低空飛行で通過したので、それに驚い
て飛び立ったのかも知れない。 その偶然が無ければ僕もミサゴに気付かなかっただろう。 この1枚
は幾つもの幸運が重なった結果なのだ。 欲を言えば撮影条件が悪く、広島の時の様に鮮明ではない
(イラスト_ギャラリー2009年1月23日参照)。 だが初列風切の分離羽が5枚で、翼の先、翼角、過
眼線などが黒褐色なので、どんなに我が目を疑っても紛れもなくミサゴだ。 そして何より際立った特徴
は長い翼で、翼開長は大人が両手を広げた程もある。
ミサゴは見つけさえすれば比較的撮影しやすい猛禽類だと思う。 川の上空を一日に何往復もしてく
れるし、基本的に同じコースだから待ち構えやすい。 問題は「滅多にいない」という事で、撮影難易度
は星4個とした。 難度が高ければ高い程、撮影出来た時の喜びも大きい。 一度挑戦してみては如
何だろうか。
この10ヶ月足らずの間に、半径わずか2〜3キロの徒歩圏内で50種の野鳥を撮影した。 うち7種
が猛禽類で5種がレッドリストに載っている。 これらの希少種を含め多種多様な野鳥に身近に接して
いると、この環境全体が大きな財産だと肌で実感する。 野鳥は嘘をつかない。 人間目線ではなく上
空から鳥瞰して、本当に良い環境かどうかを見抜いているのかも知れない。
使用カメラ :NIKON D40
使用レンズ :NIKON ED AF NIKKOR 70−300mm1:4−5.6D
NIKON Teleconverter TC−201 2×
撮影地 :大阪府
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