フォト_ギャラリー

2017年04月24日 [ 第288回 ]
 
 オオルリ,ルリビタキ
 余録;アオバトとオオタカ,ルリタテハ

 

 オオルリ(雄) Blue-and-white Flycatcher Cyanoptila cyanomelana

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:16.0cm

 翼開長:27.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の川沿の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第253回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2017年4月14日

 撮影時間:10時39分42秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ウグイス(雄) Japanese Bush Warbler Cettia diphone

 分類:スズメ目 ウグイス科

 全長:雄16.0cm 雌14.0cm

 翼開長:雄21.0cm 雌18.0cm

 分布:全国で漂鳥。

 生息環境:笹などの茂る林。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第218回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2017年4月20日

 撮影時間:11時21分57秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ルリビタキ(雄) Red-flanked Bluetail Tarsiger cyanurus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:14.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第280回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2017年4月12日

 撮影時間:06時07分43秒

 シャッタースピード:1/13秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:6400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 前回コマドリを撮影した現場の近くで今度はオオルリのさえずりが聞けた(フォトギャラリー第287回 参照)。 彼らの美しいさえずりを聞いていると心が洗われる様に感じる。 ウグイスのさえずりも聞け たのでここに日本三鳴鳥が出揃った事になる。 但し野鳥ファンなら誰しもご存じの通り簡単に「はいウ グイスの写真」とは行かない。 ウグイスのさえずりは野鳥ファンでなくとも耳にする機会が多いが撮影 となるとそう簡単ではない。 掲載したのは翌週別の場所で撮影したものだ。 在庫写真で対応する事 も考えたがここは意地でも新規撮影しなきゃと思いチャンスを待って撮影に成功し掲載するに至った。  雄と判断したのは勿論外見からではなく単にさえずっていたからだ。
 オオルリ撮影の2日前、同じエリアでどうにか見られる画になったルリビタキ。 懐中電灯無しで歩く のが怖いくらい真っ暗な早朝の林の中で高感度撮影したから画質は悪いがピンだけは来ている(NIK ON Capture NX2で少しだけノイズリダクション)。 被写体のファインダー像は真っ暗だったがどうや らルリビタキらしいという事はぼんやりと判別出来た。 1/13秒という恐らくフォトギャラリーで新記録 と思われるスローシャッターだが奇跡的なほどブレがほとんど無い。 黎明の時間帯にアオバズクを撮 った時でさえ1/20秒だった(フォトギャラリー第189回参照)。 しかもあの時は三脚を使用したが今 回は手持ち撮影。 ルリビタキも明治時代の肖像写真の様にじっとしていてくれた。
 この日帰宅直前に近隣の農耕地でオオタカが何かを追って飛ぶのが見え何とかフレームに捉えたが 合焦する余裕が無くフォトギャラリーではお馴染み(?)のピンボケ(下記余録参照)。 撮影後にモニタ ー画像を見て初めて気付いたが実はオオタカが追っていたのはアオバトだった。 仕込み感丸出しの 整い過ぎた写真よりもこういう写真の方が臨場感が勝る場合も有るのだという無理矢理な理屈で掲 載。 ただオオタカの写真とするべきかアオバトの写真とするべきかタイトルに迷ったので結局本編で はなく余録に掲載する事にした。 このあと死角に消えたのでこの事件の結末は不明だ。 周辺を探索 してみたが案の定何も見つからなかった。


 余録;
 アオバト(左下)とオオタカ(右上)
 「オオタカに追われるアオバト」と言うべきか「アオバトを追うオオタカ」と言うべきか・・・
 

 ルリタテハ
 「ルリ」繋がりで・・・
 



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