フォト_ギャラリー

2017年04月01日 [ 第283回 ]

 コゲラ,ヒガラ,余録;サーブ340(?)

 

 コゲラ Japanese Pigmy Woodpecker Dendrocopos kizuki

 分類:キツツキ目 キツツキ科

 全長:15.0cm

 翼開長:26.0cm

 分布:全国で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第189回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2017年3月16日

 撮影時間:08時16分28秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ヒガラ Coal Tit Periparus ater

 分類:スズメ目 シジュウカラ科

 全長:11.0cm

 翼開長:17.0cm

 分布:九州屋久島以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:山地の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、種子など。

 フォトギャラリー:第171回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2017年3月23日

 撮影時間:13時43分01秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2017年3月23日

 撮影時間:13時42分48秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 最近キツツキ科の飛びものが撮れている(フォトギャラリー第272回でアオゲラ、フォトギャラリー第2 76回でアカゲラ)ので、その流れでコゲラのそれを掲載。 アカゲラ以外はたまたま写ったものだ。
 飛びもの繋がりでヒガラのそれもたまたま撮れたので掲載。 このシャッタースピードで飛行機を撮れ ばプロペラが止まって見えるからヒガラが如何に激しく羽ばたいて飛んでいるかが分かる(下記余録参 照)。
 ところで一瞬一瞬の世界に生きる野鳥を撮影していてふと「現在」というものの正体について考えこん でしまった。 少なくとも日常的な身の周りの世界では未来が現在になり過去になって行くと我々は思 い込んでいる。 だが我々は本当に「現在」というものを分かっているのだろうか? 激しい動きの野鳥 を撮影しているとシャッターを切ったその瞬間の画像が撮影されると思っているが、光がカメラに届くま での時間とレリーズタイムラグを無視するとしてもそれは本当に現在の画像なのか? 或いはそうだと してもその画像は一瞬後には過去のものとなる。 得られた画像は如何に決定的瞬間を捉えたとして も全て過去の記録だ。 「現在」という時間には幅が無くて時々刻々と一瞬後には過去のものとなるの だから我々がリアルタイムに「現在」と認識しているものも実は全て過去の記憶に過ぎないのではない か? 「現在」というものには実は実体が無くて我々は隣接する一瞬後の過去の部分を現在だと思い 込んでいるだけなのかも知れない。 すなわち「現在」などと称するものは人間の知覚では認識不可能 であって一瞬後の過去の記憶を「現在」だと錯覚しているに過ぎないのではないだろうか?
 そう考えると「未来」というものも不思議な存在だ。 未だ訪れていない「未来」というものは今のところ どこにも存在しない。 「現在」が訪れてから思い返して、あれが「未来」だったのだと認識しているに過 ぎない。 或いは「未来」なるものは我々が必ず訪れる時間だと期待し想定しているだけのものだ。
 「現在」と「未来」の存在が怪しくなるとその時間軸上の「過去」の存在も怪しくなる。 考えてみれば過 ぎ去ってしまえば「過去」などもはやどこにも存在しない。 それは過去の出来事と共に我々の記憶の 中に残っているだけだ。 或いは現在の現象から遡及して因果律によって確かに有ったと類推している に過ぎない。 「現在」は認識出来ない、「未来」は我々の想定の中にしか存在しない、「過去」は我々 の記憶や類推の中にしか存在しない、となれば「時間」なんかどこにも存在しないではないか! 我々 人間がこの世界を理解するのに便利な様に発明しただけのものではないのか?
 画像が苦しい時はコラムで誤魔化すというのがこのHPの常套手段とは言え、夜明けから日没まで一 日中寒空を見上げているだけでも充分変人扱いなのに、こんな話をこれ以上続けたらますます頭がお かしいと思われてしまうので今回はここまで。


 余録;サーブ340(?)

 シャッタースピード1/1600秒のサンプル画像。

 ターボブロップエンジンはYS−11などにも採用されていた。 プロペラ機と思われがちだがジェット機 の範疇に入るらしい。 この世に鳥が居なければ人間は空を飛びたいとさえ思わなかったかも知れな い。 飛行機の発明ももっと後の時代になっていただろう。 空を飛ぶ動物は滑空するものも含めれば 鳥類の他に哺乳類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫などにも存在するがそういう姿を見なければ空を飛 ぶという発想には到達しにくい。ライト兄弟が鳥などからインスピレーションを得た事は間違い無かろ う。

 

 撮影日:2009年4月6日

 撮影時間:13時09分59秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F11.2

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:600mm(換算900mm)

 ISO感度:1600

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon ED AF NIKKOR 70-300mm1:4-5.6D
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×



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