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2016年05月02日 [ 第228回 ]

 ハイイロチュウヒ,アオゲラ,ノビタキ,キジ

 

 ハイイロチュウヒ(雌タイプ) Hen Harrier Circus cyaneus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄43.0cm 雌53.5cm

 翼開長:98.5cm〜123.5cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息環境:草原、農耕地、河川など。

 食性:両生類、鳥類、小型哺乳類など。

 フォトギャラリー:第163回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2016年4月15日

 撮影時間:10時14分40秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F8.0

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 アオゲラ(上=雄、下=雌と思われる) Japanese Green Woodpecker Picus awokera awokera

 分類:キツツキ目 キツツキ科

 全長:29.0cm

 翼開長:49.0cm

 分布:本州で留鳥。日本固有種。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第210回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2016年4月15日

 撮影時間:09時15分12秒

 シャッタースピード:1/250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2016年4月22日

 撮影時間:06時16分08秒

 シャッタースピード:1/250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ノビタキ(雌タイプ・冬羽と思われる) Common Stonechat Saxicola torquatus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:13.0cm

 翼開長:20.5cm

 分布:北海道などで夏鳥、その他で旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、農耕地など。

 食性:昆虫、蜘蛛など。

 フォトギャラリー:第203回他参照 

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2016年4月15日

 撮影時間:11時23分04秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 キジ(上=雄、下左=雌、下右=雄) Common Pheasant Phasianus colchicus

 分類:キジ目 キジ科

 全長:雄81.0cm 雌58cm

 翼開長:77.0cm

 分布:本州〜九州で留鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、農地、林など。

 食性:植物の種子、葉、昆虫など。

 指定:国鳥

 フォトギャラリー:第156回他参照 

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2016年4月15日

 撮影時間:15時39分51秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F6.3

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2016年4月15日

 撮影時間:15時13分05秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 4月中旬のこの時点でそろそろサシバが渡来していてもおかしくないなぁと思っていたので山間部の 上空はるか遠くにカラスからモビング(擬似攻撃)されている猛禽の姿が見えた時もてっきりサシバか オオタカ若鳥あたりだろうと思った。 一番想定していなかったのがハイイロチュウヒだった。 過去の 個人的な観察記録からすると時季的にこれまでで最も遅かったのは3月上旬でありもう遅いし、生息環 境としても海岸っぺりか平地の河川敷でしか見た事が無く山間部で見たのは初めてだった。 狙ってい る野鳥は姿さえ見せず狙っていない野鳥はどんなに可能性が低いと思っても撮れてしまう不思議な現 象だ。
 アオゲラの写真1枚目は自分でもよく撮れたものだと思う様な鬱蒼とした密林の中で、声のする方に 目を凝らしていると折り重なった枝の間隙を通して高い所で何やらうごめく姿が垣間見えたので駄目元 でシャッターを切ったら思ったより明確にその姿を捉えていたという状況だった。 もっと悲惨な証拠写 真を想像していたのでこれは嬉しい誤算だ。
 アオゲラの写真2枚目は今回これだけ別日の撮影だが早朝の山中で朝霧の中から現れたアオゲラ の雰囲気が良かったので朝霧の写真として掲載。 この写真にタイトルを付けるとしたら「アオゲラ」で はなくて「朝霧」だ。 鮮明な写真ではなく前頭がよく見えないが赤くない様に見えるので雌と思われる。
 地味なのでいつも見過ごしがちなノビタキ。 雄成鳥夏羽以外は目立たない鳥なのでついついホオジ ロなどと同じ扱いをして軽くあしらってしまう。 この時もシャッターを切りながら何かな?とは思いつつ 遠くてよく分からず、ノビタキだと気付いたのは撮影後の事だった。 とは言え個人的な過去の撮影デ ータを調べると全て4・5・9・10月のいずれかであり少なくとも近畿圏近辺では明確に旅鳥である事が 分かる。 この時季ならではの野鳥なのだから「そう言えばノビタキも居たっけなぁ・・・」という扱いでは 気の毒だろうと反省。
 という想定外の撮影が続いた後、予想通りの撮影となったのがキジだった。 この時季、雄のキジは 縄張り意識が強く大胆になりつつある。 雌を巡って縄張りを守る事を優先しなければならないので天 敵から逃げ回ってばかりもおれないのだろう。 田圃の一角では雌に対するディスプレイと思われる行 動も目にした。
 携帯電話の歩数計アプリが正確なら、この日(アオゲラの2枚目を除く4月15日)は50498歩35.3 48kmも歩いて1691.0kcal消費し脂肪燃焼量は241.0gだった。 最近普通に4万歩以上歩いて 理想体重をキープしている。 高低差数百メートルの山道を山間部の農耕地から山地にかけてこれだ け歩けばいろんな野鳥が撮れて当たり前かも知れない。



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