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フォト_ギャラリー

2015年10月23日 [ 第205回 ]

 サメビタキ,エゾビタキ,コサメビタキ

 

 サメビタキ Sooty Flycatcher Muscicapa sibirica

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:14.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:中部以北で夏鳥、それ以外で旅鳥。

 生息環境:平地〜亜高山の林。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:初登場

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2015年10月9日

 撮影時間:13時02分05秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 エゾビタキ Grey-Streaked Flycatcher Muscicapa griseisticta

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:15.0cm

 翼開長:26.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第121回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2015年10月9日

 撮影時間:12時26分50秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 コサメビタキ Asian Brown Flycatcher Muscicapa dauurica

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:13.0cm

 翼開長:21.5cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第202回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2015年10月9日

 撮影時間:12時56分45秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F7.1

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

 有り触れた野鳥なのにどういう巡り合わせか僕の視界を器用にすり抜けてすれ違い続きの普通種た ち・・・僕にとっては何とサメビタキもその中の一つだった。 「そろそろサメビタキくらい押さえておかな きゃ」というのもモチベーションの一つだったので、今回出会ってしまった事により矛先を他へ向けなけ ればならなくなった。 この個体は胸側から脇の縦斑がはっきりしており若鳥と思われる。 図鑑によれ ば成鳥のそれは塗りつぶした様に見えるとされる。 類似種のエゾビタキとの違いが微妙で下尾筒が 見えないと識別が難しい。 エゾビタキは下尾筒が白く、サメビタキの下尾筒には灰褐色の軸斑が有る が薄い個体も居てよく分からない事が多い。
 従って2枚目の写真はエゾビタキとは判断したものの自信が有る訳ではない。 下尾筒は白っぽく見 えるがサメビタキも見る角度によってはこんなふうに見える事が有るらしいので要注意。 だが顎線の 上の白色部が目立つ、大雨覆の羽縁が白い、胸の縦斑がくっきりしているなど、少なくとも知っている 限りの特徴が全てエゾビタキのものだ。 サメビタキは顎線の上があまり白っぽくなく、大雨覆の羽縁 はバフ色(薄い黄土色)、胸の縦斑は一様でくっきりとはしていない(但し上記の通り若鳥はこの限りに 非ず)。 典型的な写真はなかなか撮れないもので部分ごとに特徴が食い違っている様な写真も多い ので絵的な出来を度外視して敢えて分かりやすいものを選んだ。
 こうして比べて見るとコサメビタキは明らかに胸が明るい色で違いは明白だ。 最近バードウォッチン グを始めた人の中にはコサメビタキと他種との違いがよく分からないと言う人も居られる。 写真でしか 知らないうちはイメージが定着しにくいものだが一度実物を見ると記憶の中に強い印象が残る。 地味 な野鳥同士で識別が難しい場合でも実際に目にして比較するのと図鑑で見比べるのとでは大違いだ。  自分で撮影した写真を見直すと尚更で、こういうプロセスを何度も繰り返しているうちに上達して行く のだと思う。
 この日は終日アカメガシワという野鳥の集まりやすい1本の木にサメビタキ属トリオが入り乱れて集ま っていた。 実が食べごろなのだろう。こういうすばしっこい被写体を追う時は三脚を立てていては自分 の機動力が落ちるので今回は全て手持ち撮影した。 また背景が空抜けになる場合はAE撮影では露 出アンダーになりがちなので頻繁にマニュアル撮影に切り替えながら撮影した。 背景が明るくなった 時に瞬時に露出補正する余裕は無いが、あらかじめマニュアルモードの露出設定をしておけばニコン D5100の場合は撮影モードダイヤルを回すだけで素早く対応出来るからだ。 冒頭のサメビタキでは その成果が出た。 なお最初からマニュアルモードにしておけばコマンドダイヤルを回すだけでシャッタ ースピードを小まめに操作可能だが、アングルが少し変わるだけで被写体の明度が複雑に大きく変化 する林の中などのシチュエーションでは熟練を要する。



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