フォト_ギャラリー

2014年03月12日 [ 第131回 ]

 オオワシ

 

 

 オオワシ

 分類     :タカ目 タカ科

 全長     :雄88.0cm 雌102.0cm

 翼開長    :220.0〜245.0cm

 分布     :北海道、東北、日本海側などで冬鳥。

 生息地    :海岸、湖沼、河川など。

 食性     :肉食/魚類、鳥類、両生類、哺乳類など。

 レッドリスト :絶滅危惧U類(VU)

 指定     :天然記念物

 DATE(撮影日) :2014年2月18日・2月19日

 TIME(撮影時間) :12時25分51秒・09時14分04秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/400秒・1/320秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8) 

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :800・400

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:第73回・第74回・第94回・第107回参照

 使用カメラ  :NIKON D5100

 使用レンズ  :NIKON Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
           NIKON Teleconverter TC−201 2×

 撮影地    :滋賀県

 同じシャッターチャンスは二度と来ないものだ。 過去の写真を見比べてみても全て違う。 変化の少 ないイメージのオオワシも様々な表情を見せてくれる。
 もう先月の事だが気がつけば4ヶ月ぶりとなった琵琶湖でオオワシと再会した。 とは言え昨シーズン までの雌ではなく別個体の若い雄だとかで、あっけなく代替わりしたらしい。 先代の雌はかなり高齢だ ったらしく、今シーズンは遂にここまで渡って来られなかった様だ。 どこかで元気にしていて欲しいと願 わずにはおれない。 それにしても不思議なのは、今シーズンも切れ目無く別の個体がここに渡って来 てくれた事だ。 野鳥ファンとしては嬉しい限りだ。
 1枚目の写真は時折細かい雪の粒が横殴りに吹き付ける吹きっさらしの農耕地帯に立ったままカメ ラを構えていた時、頭上に飛来したところを手持ち撮影したものだ。 カメラを三脚に固定したままで真 上を撮影するのは難しいから、とっさに手持ちに切り替えた。
 2枚目の写真は「琵琶湖水鳥・湿地センター」にカメラを据えて間もなく、レンジャーの人が「今季最接 近!」と興奮して叫ぶほど至近距離までぐんぐん接近して来た時のもので、飛翔中のオオワシをほぼ 正面のアングルから捉えた。 なぜか僕はこういう場に不思議と居合わせる。
 アメリカの国鳥ハクトウワシより大きなオオワシ。 的が大きいのでファインダーには捉え易いが、こ の通り巨体だし見た目以上に意外と飛翔速度が速いので、ちょっと油断するとフレームからはみ出す。  もう北帰してしまったので、この冬はこの1回しか撮影の機会が作れなかったが、きっとまた来シーズ ン僕のフレームに納まってくれるだろう。



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