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2009年11月24日 [ 第34回 ]

 ミサゴ

 

 ミサゴ[続報]

 分類     :タカ目 タカ科

 全長     :雄54.0cm 雌64.0cm

 翼開長    :155.0〜175.0cm

 分布     :北海道から沖縄で留鳥。

 生息地    :河川、海岸、湖岸。

 食性     :肉食/魚類。

 レッドリスト :準絶滅危惧(NT)

 DATE(撮影日) :2009年11月18日

 TIME(撮影時間) :13時57分21秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/1600秒

 APERTURE(絞り値) :F11.2(絞りリングはF4)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :600mm(換算900mm)

 ISO(ISO感度)    :1600

 撮影難易度  :★★★★☆

 使用カメラ   :NIKON D40

 使用レンズ   :NIKON ED AF NIKKOR 70−300mm1:4−5.6D

       NIKON Teleconverter TC−201 2×

 撮影地     :大阪府 


 今や行き付けとなった河川敷の撮影ポイントで、ミサゴを狙ってみた。 対岸でしばらく休んでは飛び 立ち、川の上空を行き来している。 ミサゴは足から水中に飛び込んで全身潜り魚類を捕食する、世界 唯一のタカとされる。 準絶滅危惧の希少な野鳥だから探し出すのは大変だが、見つけてしまえばタカ 科の中では撮影しやすい方だ。 魚食性だから生息エリアは河川か海岸に絞られるし、ほぼ毎日同じ ポイントに居て、同じ川の上空を行ったり来たりしてくれる。 しかも比較的低空飛行するし、時折停空 飛翔(ホバリング)するのでクローズアップで撮影出来るチャンスも少なくない。 この日はどんよりと曇っ ていたが、陽が差した瞬間に至近距離を飛んでくれ、わずかに晴れ間が覗いた青空の部分をバックに 撮影する事が出来た。 胸の紋様が薄いので雄と思われる。 この個体とは別にもう1羽目撃したが雌 雄は不明だ。

 さすがに都会の真ん中を流れる河川なので、この撮影ポイントではカメラを構える人を少なからず見 かける。 三脚を担いで本格的にミサゴやトビなどのタカ科だけを狙っている人もいる。 その人逹のシ ャッター音でタカの出現に気付く事もあるし、僕のシャッター音で逆の事もあるので、暗黙の内に持ちつ 持たれつの関係にある。

 ところで周囲には釣り人もいるのだが、彼らは鳥には興味が無く専ら魚だけを目当てにしている。 こ ちらも魚には興味が無いからお互い特に接点も利害関係も無いのだが、魚が釣れない日はミサゴも苦 戦するのではないかと仮説を立ててみた。 だからそれとなく釣果を横目で見ながら、ミサゴの動きを 予測出来ないか検証しようと考えている。 ちなみにこの日は前日の雨で川が増水し、このポイントに は釣り人もカメラマンも一人もいなかった。 


 余録;彩雲

 雲が七色に輝く珍しい気象現象。古来より瑞相とされる。小さく野鳥も写っている。

 



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