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2009年06月21日 [ 第18回 ]

 センダイムシクイ

 

 

   

 センダイムシクイ

 分類     :スズメ目 ウグイス科

 全長     :13.0cm

 翼開長    :19.0cm

 分布     :九州以北で夏鳥。

 生息地    :平地〜山地の林。

 食性     :雑食/昆虫、蜘蛛、木の実など。

 DATE(撮影日)     :2009年6月1日

 TIME(撮影時間)   :15時58分16秒・16時00分37秒

 SHUTTER(シャッタースピード)   :1/100秒・1/125秒

 APERTURE(絞り値)   :F11.2(絞りリングはF4)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :600mm(換算900mm)

 ISO(ISO感度)    :1600・3200

 撮影難易度  :★★★☆☆

 使用カメラ  :NIKON D40

 使用レンズ  :NIKON ED AF NIKKOR 70−300mm1:4−5.6D

     NIKON Teleconverter TC−201 2×

 撮影地    :大阪府 


 山道を歩いていたらいきなり目の前に現れて、しばらく枝から枝へ飛びながら虫を捕獲し始めた。  わずか2mそこそこの至近距離だ。 3分近くたっても逃げるそぶりを見せなかったので、こちらから遠 慮してその場を立ち去った。 ウグイスほど数は多くないらしくほとんど目にしないから、まともな写真は 初めて撮れた。 ウグイス科の多くがウグイスにそっくりで見分けにくい(2009年4月20日参照)。 こ れらの写真の角度では分かりにくいが、センダイムシクイの頭頂部には眉斑と同じ様な線がもう1本あ るので辛うじて同定出来た。 その名の示す通り昆虫が主食だ。

 ほとんど見ない鳥なので習性もよく知らないが、薄暗い藪の中に居たから恐らく行動パターンはウグ イスと似ていると思われる。 もしそうなら今回の撮影は大変な幸運だったという事だ。 ウグイスと似 ているなら割と狭い範囲の縄張りからあまり移動しない筈だが、その後この場所で出会わないから、こ の時姿を見せたのも縄張りの主張ではなく単に採餌が目的だった様だ。 まだ渡りの途中で縄張り形 成に至っていなかったのかも知れない。 普段あまり近くに来ない野鳥でも、採餌の時はお構いなしに 至近距離に寄って来る事がある。 たまたまその場に居合わせたという事らしい。 一期一会であっさ り撮れたので撮影難易度を星3個としているが、恐らく星4個にしても良いくらい姿を見せない野鳥だと 思う。



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