
フォト_ギャラリー
2015年09月12日 [ 第200回 ]
ホトトギス,カッコウ,クロツグミ,サンショウクイ
余録;セミとトンボ,ツクツクボウシ,アキアカネ,マダラナニワトンボ
|
|

ホトトギス Lesser Cuckoo Cuculus poliocephalus
分類:カッコウ目 カッコウ科
全長:28.0cm
翼開長:46.0cm
分布:全国で夏鳥。
生息環境:平地〜山地の林など。
食性:幼虫など。
フォトギャラリー:第118回参照
撮影難易度:★★★☆☆
撮影日:2015年8月27日
撮影時間:10時16分36秒
シャッタースピード:1/4000秒
絞り値:F8.0
撮影モード:プログラムAE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:400
撮影地:兵庫県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

カッコウ Common Cuckoo Cuculus canorus
分類:カッコウ目 カッコウ科
全長:35.0cm
翼開長:57.0〜64.0cm
分布:九州以北で夏鳥。
生息環境:山地の林など。
食性:幼虫など。
フォトギャラリー:第118回参照
撮影難易度:★★★☆☆
撮影日:2013年6月5日
撮影時間:11時08分19秒
シャッタースピード:1/2000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:200
撮影地:滋賀県
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

クロツグミ(雌タイプ) Japanese Thrush Turdus cardis
分類:スズメ目 ヒタキ科
全長:22.0cm
翼開長:34.0cm
分布:九州以北で夏鳥。
生息環境:平地〜山地の林など。
食性:ミミズ、幼虫、木の実など。
フォトギャラリー:第144回参照
撮影難易度:★★☆☆☆
撮影日:2015年8月27日
撮影時間:09時03分58秒
シャッタースピード:1/800秒
絞り値:F5.6
撮影モード:プログラムAE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

サンショウクイ(幼鳥) Ashy Minivet Pericrocotus divaricatus
分類:スズメ目 サンショウクイ科
全長:20.0cm
翼開長:28.0cm
分布:本州、四国で夏鳥、九州で旅鳥、南西諸島で留鳥。
生息環境:平地〜山地の広葉樹林など。
食性:昆虫など。
レッドリスト:絶滅危惧U類(VU)
フォトギャラリー:第88回・第146回参照
撮影難易度:★★★☆☆
撮影日:2015年8月27日
撮影時間:11時37分44秒
シャッタースピード:1/320秒
絞り値:F16
撮影モード:マニュアル
焦点距離:1000mm(換算1500mm)
ISO感度:800
撮影地:兵庫県
使用カメラ:NIKON D40
使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
:Nikon Teleconverter TC−201 2×
秋の野鳥はほとんどさえずらず静かなので探鳥も難度を増す。視覚だけが頼りだ。
繁殖期には鳴きながら飛ぶホトトギスも、この時は全く声を発せず単に飛んだだけだから同定に確証
は無い。 しかも死角から死角へ飛ぶ瞬間に姿を垣間見せただけだったのでヒヨドリ大で直線飛行
(※)という事だけが手掛かりだ。 ヒヨドリならたいてい波状飛行するので瞬間的にヒヨドリではないと
感じシャッターを切った。 カッコウ科の類似種と比べるとホトトギスはこの辺りではよく声を聞くのと、瞳
孔が大きいので眼が暗色に見えると言われるのも裏付け材料だ。 欲を言えば有力な識別点である胸
の横斑を捉えたかったがタイミング次第なので仕方がない。 普段は高い木のてっぺん付近に隠れて
いて姿を捉えるチャンスは滅多に無いから贅沢は言えない。 ところで織田信長、豊臣秀吉、徳川家康
がそれぞれ「鳴かぬなら・・・」とホトトギスを句に詠んだというのは事実ではなく、誰かが三人の性格の
違いを譬えたものに過ぎない。 そもそもホトトギスは托卵の時季にはよく鳴くので鳴かぬとしたら非繁
殖期のホトトギスだったのだろう。
比較の為に伊吹山で撮影したカッコウの在庫写真を載せておく。 初列風切の鷹斑が密に有り下尾
筒に黒い横斑が少し有る。 図鑑によればホトトギスは初列風切の鷹斑がカッコウほど多くなく下尾筒
の横斑はほとんど見えないとされる。
クロツグミの雌はカラアカハラの雌との識別が難しい。 しかも撮影条件に恵まれずこの画質だ。 ク
ロツグミ雌はカラアカハラ雌より体上面が暗褐色で脇の橙色部が小さく、体下面の黒斑が明瞭とされ
る。 僕のイメージではカラアカハラ雌は胸の黒斑がもっと密で規則的に縦に並んでいる様に思う。 こ
の個体は体上面が淡色で淡色の羽縁が有り体下面の黒斑が不明瞭なのでクロツグミ幼鳥と思われる
が、プロに同定してもらった訳ではないのでカラアカハラの可能性も完全には否定出来ない。 だがク
ロツグミをカラアカハラと見損じたら相当笑われそうだがカラアカハラをクロツグミと見損じてもそれほど
でもない。 確率的にもクロツグミの可能性の方が高い(こんな判定でいいのだろうか・・・?)。
サンショウクイも遠い木に一瞬止まっただけだからこんな画質になってしまった。 去年の6月ここで
撮影して以来だ。 三列風切の羽縁が白っぽいので幼鳥と判断した。
2008年の暮れから突拍子も無く始まったフォトギャラリーがとうとう第200回の大台に乗った。
日々の積み重ねの凄みを我ながら実感する。 連載が始まった頃はここまで回を重ねるとは思ってな
かった。 だがここが終着点ではなく野鳥たちが居る限り僕が倒れるまでフォトギャラリーは果てしなく
どこまでも続く・・・
(※)ホトトギスなどのカッコウ科は見かけだけではなく飛び方もハイタカ属に似ていて羽ばたきと滑翔
を繰り返しながら直線的に飛ぶ。 羽ばたきと羽ばたきの間で翼を閉じ波状飛行するヒヨドリなどと異な
り羽ばたきと羽ばたきの間で滑翔し放物飛行しないので直線飛行の一種と考えられる。
カラアカハラ:フォトギャラリー第111回参照
余録;セミとトンボ
秋の気配を感じさせる昆虫たち。
ツクツクボウシ

ツクツクボウシは声はすれど意外に姿を見つけにくい。
アキアカネ(雌と思われる)

マダラナニワトンボ(雄と思われる)

レッドリスト:絶滅危惧T類
これも赤トンボの一種らしい。 数年前、携帯電話で撮った在庫写真。 フォトギャラリー第200回記
念として載せておこう。
|
|
|

|