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フォト_ギャラリー

2017年02月01日 [ 第271回 ]

 カヤクグリ

 

 

 カヤクグリ Japanese Accentor Prunella rubida

 分類:スズメ目 イワヒバリ科

 全長:14.0cm

 翼開長:20.5cm

 分布:四国以北で留鳥または漂鳥。日本固有種。

 生息環境:高山〜低山の岩場、草地、灌木林など。

 食性:昆虫、種子など。

 フォトギャラリー:第220回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2017年1月19日

 撮影時間:11時33分19秒


  シャッタースピード:1/125秒

 絞り値:F11.2

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:420mm(換算630mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF NIKKOR 70-210mm 1:4-5.6
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2017年1月25日

 撮影時間:13時31分45秒

 シャッタースピード:1/250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 ここ1週間ほどの酷い積雪の山上、除雪された所を歩いていたら普段あまり見慣れない色味の小鳥 が1羽単独で地面をついばんでいるところに突如出くわした。 それが1枚目の写真だ。 すぐにカヤク グリだと気付いたが警戒心が弱いとは言えトレッカーなど人が通りかかると逃げる。 だがカメラを構え てじっと立っているとすぐに戻って来る。 どうやら警戒心の薄さはジョウビタキと同程度の様だ。 繁殖 期は高山に生息し非繁殖期は低山に移動するものの草藪の中からあまり出て来ないとされるから普 段目にする機会は少ない。 だがこの数日林床が積雪のため採餌出来なくなっているらしく目立つ所 に出て来てくれた様だ。 警戒心が希薄なので見つけてしまえばこっちのもの、撮影は容易だ。 1枚 目は少し離れて撮影したが光が弱くシャッタースピードが稼げなかった。 けっこう動きが激しく被写体 ブレで多くのカットが没になった。 さすがに満足出来ずこの2日後と翌週も雪の中見に行ったらまだ同 じ所に居てくれた。 翌週撮影分が2枚目の写真だ(2日後撮影分は割愛)。 3回通って3回とも会え たという事はどうやら越冬地として定着している様だ。 2枚目は修理の終った常用レンズで撮ったもの で新旧レンズの撮り比べみたいになったが足元を見下ろす様な角度の約1.5mの超至近距離まで寄 って来たから1枚目とは撮影条件がかなり違い単純に比較は出来ない。 解像度は高いが近過ぎて足 指などが被写界深度の中に納まっていない様に見える(画像を軽くするため画質は少し落としてい る)。 のべ3日通って形ばかり雪絡みの画は撮れたので寒風吹きすさぶ中アウトドアに飛び出し凍え そうな雪道を歩いた甲斐が有ったと納得できた。
 ところで僕はうつむき加減に足元を見ながら歩く癖があって今回も最初はカヤクグリの存在に気付く のが遅れ数メートルの至近距離まで来て初めて気付いた。 カヤクグリだったから逃げなかっただけで 他種なら僕が気付く前に逃げていただろう。 逆の見方をすれば普段そうやって多くの野鳥を見落とし ている可能性が有る。 転倒防止のために足元も見つつ最近は少し遠くを見ながら歩く様に意識して いるがどうしてもうつむいたまま歩く癖が抜けない。
 ところで今回のカヤクグリを以ってフォトギャラリーが第600話となった。 何も無い所から野鳥を撮 ってコラムを綴り始めオリジナルにこだわってここにしか無い何かを創造しようと探求し続けること8年 あまり。 継続は力なりと言うが気が付けば自分でも把握出来ないほどの画像とテキストデータのちょ っとしたアーカイブに成長していた。 だが未だ野鳥図鑑を作るほどの画像は揃っていない。 ここまで 来ても理想には程遠いのが現状だ。 具体的にどこを目指しているという訳ではないが奥深い野鳥の 世界はまだまだ道半ば、先は長い。 フォトギャラリーそのものがまるで野鳥たちの進化の過程みたい なもので、もちろん予定された完成形は無い。


 ジョウビタキ:フォトギャラリー第259回他参照



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