フォト_ギャラリー

2017年01月25日 [ 第270回 ]

 ミヤマホオジロ,ハイタカ,余録;タラボ

 

 ミヤマホオジロ(雄) Yellow-throated Bunting Emberiza elegans

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:16.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息地:山地の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。

 フォトギャラリー:第266回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2017年1月13日

 撮影時間:09時29分56秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F11.2

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:420mm(換算630mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF NIKKOR 70-210mm 1:4-5.6
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 

 ハイタカ(雌・成鳥と思われる) Eurasian Sparrowhawk Accipiter nisus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄32.0cm 雌39.0cm

 翼開長:60.0〜79.0cm

 分布:本州以北で留鳥または冬鳥。

 生息環境:森林、農耕地。

 食性:鳥類、小型哺乳類など。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第258回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2017年1月18日

 撮影時間:13時43分04秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F11.2

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:420mm(換算630mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF NIKKOR 70-210mm 1:4-5.6
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2017年1月18日

 撮影時間:13時43分06秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F11.2

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:420mm(換算630mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF NIKKOR 70-210mm 1:4-5.6
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×

 今回も20年前に愛用していた旧式レンズでの手持ちMF撮影(AE撮影は可能なレンズだがマニュア ルモード撮影なのはもっと旧式のテレコンを噛ましているため)。 去年の大晦日にフォトギャラリーを 飾ったミヤマホオジロ、野鳥には人間界の暦は関係無いから年が変わっても冬鳥は居る。 因みに去 年と同じ現場での撮影だ。 とは言っても餌の状態が違うのか全く同じポイントではなく数百メートル離 れた場所だ。
 同じポイントで翌週またミヤマホオジロなどの小鳥を撮影していたら木々の上に猛禽が飛び立つのを 感じた。 咄嗟にカメラで追うとハイタカだった。 飛び立ってソアリングに移るところを捉えた。 たまた まだが図らずもフォトギャラリー久々の飛びもんとなった。 胸の横斑から雌・成鳥と思われるが以前に も述べた通りハイタカの雌雄の識別は意外に難しいらしいので確かな事は言えない(フォトギャラリー 第129回参照)。 なお幼鳥の胸は三日月斑だ(フォトギャラリー第175回・第217回参照)。2枚目は 大雨覆や初列雨覆の鷹斑が綺麗なので掲載した。 因みにハイタカの初列風切の翼先分離羽は6枚 だがこの様にP10は短くて分かりにくい。 ここが5枚だとツミという事になるから見損じに要注意(換羽 中などで欠落している場合も有る)。 素嚢(※)が膨らんでいるので何かを捕食した直後と思われる。 しばらく見上げているとどんどん高度を上げた後いずこかへ飛び去った。 この数日前近くで鳥の羽が 散乱していたので猛禽の食事跡に違いないと踏んでいたが思った通りタカが居た。獲物が居るのだか ら捕食者が居て何の不思議も無い。

 (※) 素嚢:そのう。 一部の鳥類に有る消化器官。 食べた物を消化せずに一時的に貯めておく器 官。



 余録;タラボ

 これは野鳥の餌と言うより人間様の胃袋に入るもの。芽を天ぷらにすると美味しいのだとか。

 



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