フォト_ギャラリー

2016年01月10日 [ 第213回 ]

 マヒワ,ミヤマホオジロ,ジョウビタキ

 

 マヒワ(雌タイプ) Eurasian Siskin Carduelis spinus

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:12.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:全国で冬鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:種子など。

 フォトギャラリー:第106回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2016年1月6日

 撮影時間:10時05分00秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F5.7

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:640

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ミヤマホオジロ(雄) Yellow-throated Bunting Emberiza elegans

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:16.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息地:山地の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。

 フォトギャラリー:第211回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2015年12月16日

 撮影時間:13時54分08秒

 シャッタースピード:1/200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ジョウビタキ(雌) Daurian Redstart Phoenicurus auroreus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:14.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息環境:住宅地、農耕地、林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第208回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2015年12月16日

 撮影時間:14時02分10秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 野鳥に正月とかは関係無いから新春だからと言って珍鳥が飛んで来てくれる訳ではない。 自然界 はこちらが期待している様には応じてくれない(当たり前だけど)。 現実の世界での野鳥の存在確率 からすれば今回のメンバーは妥当なところだ。
 マヒワの雄は綺麗な黄色だが雌タイプも地味ながら味わいの有る色合いだ(フォトギャラリー第106 回参照)。 この時は雌雄数羽がカラスザンショウの周辺に群れていて雄も一緒に撮れたが酷く枝被り だった。 いい所に止まるのを待っている内に何かに驚いて弾ける様に飛び去ってしまった。
 地味な羽色が多い冬鳥の中にミヤマホオジロ雄が居てくれると黄色が鮮烈に映えて見え僕の目を楽 しませてくれる。 小群が地上で餌をついばんでいる所をよく目にする。 写真は年を越してしまい去年 12月のものだがこの個体はアオジ雌タイプと一緒に居た。 混群と言うより何故か2羽のペアだった。
 木々が枯れる頃に見るのでジョウビタキは僕にとっては昆虫食のイメージが強いが、この時はアカメ ガシワの実を食べている様に見えた。 この木は去年秋にキビタキ、オオルリや俗に言うヒタキ3兄弟 (サメビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ)などが集っていた木で、寄ってたかってガツガツ食われた割に はしぶとく食べ残しが有り冬鳥の貴重な食料になっている。


 キビタキ、オオルリ:フォトギャラリー第206回他参照
 サメビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ:フォトギャラリー第205回他参照





 余録;キバタン

 冠羽を逆立てながらこの世のものとは思えない奇声を発していた。 日本には分布しないオウムの仲 間で明らかに籠抜け。 苦笑いしながら撮影した。 飼育下では70年も生きる長寿だとか。 籠の中の 鳥は安全で喰うに困らず長生き出来て幸せそうに見られがちだが僕から見れば終身刑と同じであり、 人も鳥も狭い所に閉じ込められて生かされるより野外で自由に生きる方が幸せなんだと思う。

 



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