フォト_ギャラリー

2015年08月28日 [ 第198回 ]

 ミサゴ,トビ,カワセミ

 

 ミサゴ Osprey Pandion haliaetus

 分類:タカ目 ミサゴ科

 全長:雄54.0cm 雌64.0cm

 翼開長:155.0〜175.0cm

 分布:北海道から沖縄で留鳥。

 生息環境:河川、海岸、湖岸。

 食性:魚類。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第22回・第33回・第34回・第59回・第70回・第153回参照

 イラストギャラリー:第2号参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2015年8月14日

 撮影時間:13時09分52秒

 シャッタースピード:1/250秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 トビ Black Kite Milvus migrans

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄58.5cm 雌68.5cm

 翼開長:157.0〜162.0cm

 分布:九州以北で留鳥。

 生息環境:海岸〜山地の農地など。

 食性:魚類、爬虫類、両生類、昆虫などの主に屍肉。

 フォトギャラリー:第21回・第151回・第178回参照

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2015年8月14日

 撮影時間:12時37分52秒

 シャッタースピード:1/250秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 

 カワセミ(上=雌と思われる、下=雄) Common Kingfisher Alcedo atthis

 分類:ブッポウソウ目 カワセミ科

 全長:17.0cm

 翼開長:25.0cm

 分布:北海道で夏鳥、本州以南で留鳥。

 生息環境:全国の河川などの水辺。

 食性:小魚、蛙、甲殻類、昆虫。

 フォトギャラリー:第2回・第19回・第29回・第97回・第195回参照

 イラストギャラリー:第1号参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2015年8月14日

 撮影時間:12時05分38秒

 シャッタースピード:1/200秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2009年12月9日

 撮影時間:13時39分31秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F11.2

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:600mm(換算900mm)

 ISO感度:1600

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon ED AF NIKKOR 70-300mm1:4-5.6D
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 今回は大阪南港野鳥園の常連客たち。
 この日は2羽のミサゴが魚を獲るでもなくたむろしていた。 ここでではお馴染みのスタイルだ。 カラ スたちが賑やかな日だったのでトビも居心地が悪そうにしていた。 トビとミサゴの飛翔を見比べるとミ サゴはトビよりも全長が短く翼開長が長いのでスタイルが美しく見える。
 カワセミは少なくとも2羽入っているらしいが僕は1羽しか確認出来なかった。 上の個体は全体に淡 い印象で下嘴の基部が僅かに赤い様なので雌と判断した。 全体に黒味が有るのでまだ若い個体か も知れない。 比較の為にかつて河川敷で撮った雄成鳥の在庫写真を載せておく。 長らくフォトギャラ リー・トップページの一角を飾って来たものと同一個体だ。 成鳥は胸に褐色味が無く嘴が長い。 羽色 の鮮やかさが幼鳥とは段違いだ(フォトギャラリー第195回参照)。
 今回はいつも通りの有り触れた野鳥たちだが、そうは言ってもミサゴは準絶滅危惧種だしトビやカワ セミだって将来どこかで歯車が狂いだしたら野鳥ファンたちが血眼になって追い求める稀少種になって しまう可能性だって無いとは言い切れない。 かつてはトキやコウノトリも日本中に居る有り触れた鳥だ ったはずだ。 トビやカワセミがこうして「有り触れた」野鳥でいてくれる事が実は有り難い事なんだと思 う。 この現代がいずれ「古き良き時代」と呼ばれる様にならなければ良いが・・・



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