フォト_ギャラリー

2015年08月22日 [ 第197回 ]

 ムナグロ,ソリハシシギ,キアシシギ

 

 ムナグロ(換羽中と思われる) Pacific Golden Plover Pluvialis fulva

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:24.0cm

 翼開長:50.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:河川、干潟、農耕地など。

 食性:昆虫、甲殻類、貝類、ミミズなど。

 フォトギャラリー:第54回・第180回参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2015年8月14日

 撮影時間:13時02分37秒

 シャッタースピード:1/250秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 ソリハシシギ Terek Sandpiper Xenus cinereus

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:23.0cm

 翼開長:57.0〜59.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:水田、河川、干潟など。

 食性:甲殻類、昆虫など。

 フォトギャラリー:第64回・第89回参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2015年8月14日

 撮影時間:11時47分00秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 キアシシギ Grey-tailed Tattler Heteroscelus brevipes

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:25.0cm

 翼開長:60.0〜65.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:海岸、干潟、河川、水田など。

 食性:甲殻類、貝類、昆虫など。

 フォトギャラリー:第52回参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2015年8月14日

 撮影時間:10時50分34秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F8.0

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

 もう秋の渡りが始まっているので、ぼちぼちチェックしておかねばと思い大阪南港野鳥園に行ってみ た。
 春にも見られたムナグロ、夏羽から冬羽に移行中と思われる数羽が群れていた。 幼鳥との声が聞 かれたが胸に黒い羽がまばらに見える事から成鳥と判断した。 春の時と同じ様な定位置が有って、 それより近くには来てくれなかった。 好みのポジションが有るのだろう。 同一個体なのか習性による 一致なのかは謎だ。
 ソリハシシギは近い所まで来てくれたが、いつものごとく動きがせわしくてレンズで追うのが大変だっ た。 僕の力量では何となく肩羽辺りの印象が違うなぁと感じる程度で、夏羽なのか冬羽なのか、成鳥 なのか幼鳥なのかさっぱり分からない。
 キアシシギは大阪南港で見掛けたもので、有り触れた野鳥だが背景の海面のグラデーションが面白 いので掲載する事にした。
 ところでシギたちを観察していると、たまに頸を上下に振る仕草をする事が有る。 これは何かを警 戒する時に物を立体視して距離感を測る為だとレンジャーに聞いた事が有る。 シギたちの眼は人間 などの様に顔の正面に並んでないので頸を上下に動かす事によって片方の眼だけで立体視していると いう訳だ。

 ところで1年前に「野鳥王国(shige.tubakurame.com)」を開設して今日で1周年を迎えた。 1年前のフ ォトギャラリーも大阪南港野鳥園が舞台だった(フォトギャラリー第148回参照)。 光陰矢の如し、季 節が一巡する間に「野鳥王国」としても話数を重ねツバメチドリ以降既に100羽以上の野鳥たちが登 場した。 あっと言う間の1年だった。



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