フォト_ギャラリー

2015年06月17日 [ 第190回 ]

 チョウゲンボウ,チュウシャクシギ,ハマシギ,オバシギ

 

 チョウゲンボウ(雄・ハンティング) Common Kestrel Falco tinnunculus

 分類:ハヤブサ目 ハヤブサ科

 全長:雄33.0cm 雌38.5cm

 翼開長:68.5〜76.0cm

 分布:全国で留鳥または冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、農耕地、河川など。

 食性:鳥類、小型哺乳類、昆虫など。

 指定:天然記念物(長野県十三崖のチョウゲンボウ繁殖地)

 フォトギャラリー:第37回・第43回・第69回・第129回参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2015年5月14日

 撮影時間:10時58分55秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 チュウシャクシギ Whimbrel Numenius phaeopus

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:42.0cm

 翼開長:76.0cm〜89.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:海岸、干潟、農耕地など。

 食性:カニ、カエル、昆虫など。

 フォトギャラリー:第50回・第182回参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2015年5月5日

 撮影時間:11時23分08秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 ハマシギ(夏羽) Dunlin Calidris alpina

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:21.0cm

 翼開長:37.0cm

 分布:全国で旅鳥または冬鳥。

 生息環境:干潟、海岸、水田、河川、湖沼など。

 食性:ゴカイ、貝類、甲殻類、ミミズ、幼虫など。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:初登場(携帯電話待受画面サイズを除く)

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2012年5月2日

 撮影時間:11時02分31秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F9.0

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:鳥取県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 オバシギ Great Knot Calidris tenuirostris

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:28.5cm

 翼開長:57.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息地:干潟、河川、水田、海岸など。

 食性:ゴカイ、甲殻類、貝類など。

 フォトギャラリー:初登場(携帯電話待受画面サイズを除く)

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2012年9月4日

 撮影時間:13時03分14秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:200

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 大阪南港野鳥園でシギの群れを観察していたら突然ハマシギが首をすくめた。 これは何か猛禽類 が来たに違い無いと察知して周囲を見るとチョウゲンボウが獲物を捕獲して着地するところだった。  後で画像をよく見るとトウネンらしきものが捕まっていた。 自然界は非情だ。 何のためらいも無く命 が奪われ、次の瞬間から何事も無かったかの様に時間だけが流れて行く。 だがこの後のトウネンの 運命は不明だ。 確かに捕まった筈なのに直後にチョウゲンボウが飛び去る時その足には獲物が無 い様に見えたからだ。
 チョウゲンボウの画質が酷いのは遠くて動きが激しいのに加えて陽炎の影響が有るからだ。 埋め 合わせにカニを捉えたチュウシャクシギを掲載。 距離が近ければだいぶマシな画質になるのであって 遠方の画像が悪いのは決してカメラマンの技量が未熟なせいではないのだ (という事にしておこう)。
 ハマシギの名が出たので米子水鳥公園で撮影した在庫写真を載せておく。 いつも群れているので たくさん居る様なイメージだが直近の第4次レッドリストで新たに準絶滅危惧に加えられてしまった。  夏羽は腹が黒いので分かり易い。 嘴が途中で微妙に折れ曲がったみたいな形をしている。
 ついでにオバシギも在庫写真だ。 ただでさえ特徴の掴みにくい地味なシギだから逆光だとこうなる。  この個体は胸の黒褐色斑が密で上面に軸斑が目立つ事から幼鳥と思われる。 成鳥夏羽も割と地 味で胸に黒色斑が密に有り肩羽に赤橙色の羽毛が有るのが特徴と言えば特徴。 その画像も探した が過去を遡ってもこれという在庫が出て来なかった。 いずれちゃんと撮影するのを宿題にしておこう。  しかし、うかうかしているとこちらもいつレッドリストに名を連ねてしまわないとも限らない。

 トウネン:フォトギャラリー第68回参照


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