フォト_ギャラリー

2014年05月02日 [ 第136回 ]

 ヒレンジャク,カンムリカイツブリ(夏羽),イワツバメ(左上)

 

 ヒレンジャク

 分類     :スズメ目 レンジャク科

 全長     :18.0cm

 翼開長    :29.0cm

 分布     :平地〜山地の林など。

 生息地    :全国で冬鳥。

 食性     :雑食/昆虫、木の実、芽など。

 DATE(撮影日) :2014年4月2日

 TIME(撮影時間) :11時16分50秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/125秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :200

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:初登場





 

 カンムリカイツブリ(夏羽)

 分類     :カイツブリ目 カイツブリ科

 全長     :56.0cm

 翼開長    :90.0cm

 分布     :青森、滋賀、大阪などで繁殖。本州以南で越冬。

 生息地    :湖、池、河川など。

 食性     :肉食/魚類、両生類、昆虫など。

 レッドリスト :絶滅のおそれのある地域個体群(LP)=青森県の繁殖個体群

 DATE(撮影日) :2014年4月2日

 TIME(撮影時間) :09時12分06秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/250秒

 APERTURE(絞り値) :F11

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :200

 撮影難易度  :★★★☆☆

 フォト_ギャラリー:第40回参照





 

 イワツバメ(左上)

 分類     :スズメ目 ツバメ科

 全長     :15.0cm

 翼開長    :30.0cm

 分布     :九州以北で夏鳥。

 生息地    :平地から高山。

 食性     :肉食/昆虫類。

 DATE(撮影日) :2014年4月2日

 TIME(撮影時間) :08時49分06秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/160秒

 APERTURE(絞り値) :F11

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :200

 撮影難易度  :★★★☆☆

 フォト_ギャラリー:第83回・第84回・第117回参照

 使用カメラ  :NIKON D5100

 使用レンズ  :NIKON Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
           NIKON Teleconverter TC−201 2×
           NIKON AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

 撮影地    :滋賀県

 酷い枝被りだが何とかヒレンジャクの特徴を捉える事は出来た。 尾の先が赤いのがヒレンジャク、 尾の先が黄色いのは近縁のキレンジャクだ。 実物を見るまでは本当にこんな悪魔の様な顔の鳥が実 在するのかなぁと半信半疑だった。 とても背の高い木の上の方にいたので、かなり無理な体勢で撮影 した。 餌を獲る時は枝から頻繁に飛び出して昆虫をフライングキャッチするから、枝に止まってじっと していてくれるチャンスはあまり無い。 カメラを向けると飛んでしまうという事の繰り返しだった。
 カンムリカイツブリは琵琶湖でも繁殖しており、夏羽が観察出来る。 但しディスプレイは見た事が無 い。 夏羽は床屋でカットして切り揃えてもらった様な飾り羽がユーモラスだ。 番いと思しき2羽が河口 から小さな川に入り込んで水中の小魚か何かを捕食しているところを橋の上から撮影した。 さほど警 戒心は強くない。
 イワツバメは水田で巣材を集めるツバメに干渉し追い掛け回す様子が観察された。 レンジャーによ ればあまり見られない行動だそうだ。 巣材の取り合いをしているのかと思ったが、この辺り一帯は水 田地帯で巣材の泥は無尽蔵に有る。 縄張りが競合しているのだろうか。 しかしイワツバメは標高の 高い伊吹山などの岩場にいくらでも営巣できそうなものだ。 元々高所に営巣する傾向の有るイワツバ メだが、もしかすると低地に進出しつつあるのかも知れない。
 ところで今回は、いつもオオワシが越冬する山本山に登ってみた。 「熊に注意」の看板に万一の事 態を想像して張り詰めた緊張感の中、頂上まで登った。 人間を捕食する程の猛獣は日本には生息し ていないが、万一出会い頭に熊などとまともに出くわしたりしたら非常に危険だ。 普段、野鳥を相手に している時は弱肉強食の自然界に身を置いているとは言え、圧倒的に優位な立場で観察しているが、 相手が熊となれば生身の人間にとっては自分より上位の猛獣だ。 自分自身も含めた生態系の真っ 只中に身をさらしている事になる。 そもそもアウトドアには危険やアクシデントが伴う。 しかも冬は寒 く夏は暑い。 虫に刺されたり急な悪天候に見舞われたりする事も有る。 だからこそインドアでは味わ えない興奮と刺激が自然界には有る。 危険を冒す事を推奨する訳ではないが、撮影条件が厳しけれ ば厳しいほど出来た写真には他には無い独創性が有り達成感が有る。

 ツバメ:第11回・第117回参照

 余録;標高324メートルの山本山頂上から見たオオワシ目線の琵琶湖。 昔、山本山城が有っただ けの事はあって湖面が一望でき、オオワシの視力なら魚影も見えそうな視界の良さだった。

 



トップへ
戻る
前へ
次へ