フォト_ギャラリー

2013年07月26日 [ 第117回 ]

 アオバズク,イワツバメ,ツバメ,余録;バンビ(ニホンジカの幼獣)

 

 アオバズク

 分類     :フクロウ目 フクロウ科

 全長     :29.0cm

 翼開長    :66.0〜76.5cm

 分布     :九州以北で夏鳥。

 生息地    :平地〜山地の林など。

 食性     :肉食/昆虫、鳥類、コウモリ、両生類など。

 DATE(撮影日) :2013年6月12日

 TIME(撮影時間) :11時29分09秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/100秒

 APERTURE(絞り値) :F5.6

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :800

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:第87回参照





 

 イワツバメ

 分類     :スズメ目 ツバメ科

 全長     :15.0cm

 翼開長    :30.0cm

 分布     :九州以北で夏鳥。

 生息地    :平地から高山。

 食性     :肉食/昆虫類。

 DATE(撮影日) :2013年6月18日

 TIME(撮影時間) :14時02分05秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/200秒

 APERTURE(絞り値) :F5.6

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :800

 撮影難易度  :★★★☆☆

 フォト_ギャラリー:第83回・第84回参照





 

 ツバメ

 分類     :スズメ目 ツバメ科

 全長     :17.0cm

 翼開長    :32.0cm

 分布     :九州以北で夏鳥。一部越冬。

 生息地    :住宅地、農耕地など。

 食性     :肉食/昆虫など。

 DATE(撮影日) :2013年7月16日

 TIME(撮影時間) :18時11分35秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/50秒

 APERTURE(絞り値) :F5.6

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :800

 撮影難易度  :★★☆☆☆

 フォト_ギャラリー:第11回参照

 使用カメラ  :NIKON D5100

 使用レンズ  :  NIKON AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

 撮影地    :大阪府・滋賀県

 「これは鳥か?」とさえ思う。 こんな形態を見せる鳥が他に居るだろうか。 この視線の先には何が 有るのだろうか。 まるで何かを威嚇しているかの様に見えるが、実はたまたま伸びをしただけだ。 ア オバズクは夜行性だから昼間は時々薄目を開ける程度で、じっと動かない。 動きの激しい鳥や警戒 心の強い鳥も撮影が大変だが、全く動かない鳥の撮影も何時間粘っても同じ絵になるので苦戦する。  この日も約1年ぶりにケヤキの木に行ってみたら営巣するアオバズクと再会出来たのはいいが、置 き物みたいにじーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと固まっていた。 辛抱強くシャッターチャ ンスを待っていると、瞬間的に動いてくれた。 対趾足の鋭い爪を立てた姿の威圧感が凄いが、別に何 かを威嚇している訳ではなく、日に何度かこういう伸びをする。 木に止まって睡眠を取る鳥は熟睡して 木から落ちてしまう事は無いのだろうか。 このあと今季も無事に雛が巣立ったそうだ。
 翌週なかなか動かないアオバズクに飽きて付近を歩いてみたら高架下にイワツバメの巣を発見し た。 望遠レンズだから近い様に見えるがおよそ10メートル近い高さに有った。 今シーズンは伊吹山 の山頂近くでも観察出来た。 一般的にイワツバメは標高の高い岩場に営巣し、その下層にコシアカツ バメ、更に下の平地にツバメという住み分けがされているそうだ。 この日は他の場所でも巣を見つけ た。 ツバメの巣より天井に近くて出入口が狭く外敵に襲われにくい形をしている。 残念ながらこういう 巣だから下から見上げても雛の姿を確認するのは難しい。 こういう形の巣は誰が設計した訳でもない のにどうやって作るのだろうか。 単純な形の様に見えるが始めからイメージが描けてなければこう巧く は作れないだろう。 後日この巣を見に行ったら人気物件らしく、スズメに乗っ取られそうになってい た。 「鳶に油揚げ」ではないが自然界は油断も隙も無い。
 この季節の良さはあちこちで親子の姿が見られる事だ。 ツバメの雛が余りにも可愛いので、ツバメ の巣繋がりでオマケに滋賀県で撮影したツバメを掲載する事にした。 巣材はイワツバメと比べると藁 か草を繋ぎに多用している様だ。 巣の中から雛が1羽、興味津津に外の世界を眺めて早く飛びたそう にしている様にも見える。 野鳥の雛は知能が高く、本能的に親鳥に甘える事を知っている。 なぜか 人間が見てもとても可愛く、放っておけない気持ちにさせる力を持っているから不思議だ。 因みに万 一雛が巣から転落してしまうと親鳥は雛を認識出来なくなってしまうから、あまり身を乗り出さない様に 要注意だ。

 余録;バンビ(ニホンジカの幼獣)

 



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