フォト_ギャラリー

2013年07月03日 [ 第116回 ]

 サルハマシギ,ヒクイナ

 

 サルハマシギ

 分類     :チドリ目 シギ科

 全長     :21.5cm

 翼開長    :39.0cm

 分布     :全国で旅鳥。

 生息地    :干潟、河川、水田など。

 食性     :肉食/甲殻類、甲類、ゴカイなど。

 DATE(撮影日) :2013年5月6日

 TIME(撮影時間) :12時52分10秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/320秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :400

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:初登場





 

 ヒクイナ

 分類     :ツル目 クイナ科

 全長     :23.0cm

 翼開長    :37.0cm

 分布     :東北以北で夏鳥、それ以外で留鳥または漂鳥。

 生息地    :湖沼、池、河川、水田など。

 食性     :雑食/魚類、昆虫、甲殻類、種子など。

 レッドリスト :準絶滅危惧(NT)

 DATE(撮影日) :2013年6月11日

 TIME(撮影時間) :15時12分03秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/125秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :400

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:初登場

 使用カメラ  :NIKON D5100

 使用レンズ  :NIKON Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
           NIKON Teleconverter TC−201 2×

 撮影地    :大阪府

 大阪にも大阪なりにシャッターチャンスは有る。 特に珍しい訳ではない筈だが撮影がそこそこ難しい 2種が大阪南港野鳥園で撮れた。 撮影してから日数が経ってしまったが、遅まきながら公表する。
 サルハマシギは一昨年も飛来していたがタッチアンドゴーだったのでシャッターチャンスを逃してしま っていた。 数少ない旅鳥で小さい図鑑には載っていない。 珍鳥の一歩手前くらいの鳥だ。 この日 は近い所まで寄って来てくれたものの、陽炎がきつくてややピントが甘くなってしまった。
 ヒクイナは警戒心が極端に強く、深い藪の中に隠れてなかなか姿を見せてくれなかった。 「バードウ ォッチング」と言うよりも「バードウェイティング」と言った方が良いくらい一日中待ち続けた。 その甲斐 あってどうにか撮影出来たものの酷い草被りで苦しい写真となってしまった。 しかし、これはこれでヒ クイナの習性をよく表していると思う。 MFレンズだから勿論MF撮影だが、この様な撮影条件ではAF 撮影よりMF撮影が有利だ。 AFでは手前の草にピントが取られてしまう。 とは言えこの写真では草 に合焦している様に見えなくも無い。 ヒクイナは光彩と足の赤さが目立つ。 何とこの姿でツル目だ。  開けた場所にはなかなか出て来ず、ちょっとした物音ですぐに藪の中へ逃げ込んでしまう。 同じクイ ナ科のバンやオオバンは比較的容易に撮影出来るが、その他の種は個体数が多くなく警戒心も強い のでなかなか撮影のチャンスが無い。 この一枚は数時間に及ぶ忍耐の末に撮影出来た。
 野鳥園や水鳥公園には一般客も来園して見学する姿を見かけるが、野鳥が見られないとすぐに諦め て立ち去ってしまう人が多い。 動物園みたいにずらりと鳥たちが並んでいるところを期待しているのだ ろうか。 諦めてしまうのが余りにも早過ぎる。 最低でも1時間くらいは辛抱しないと大抵の野鳥たち はそう簡単には姿を見せてくれない。 その退屈な「バードウェイティング」が有ればこそ野鳥たちは素 顔を見せてくれるし感動を与えてくれる。



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