フォト_ギャラリー

2013年06月26日 [ 第115回 ]

 コルリ(雄),ルリビタキ(雄),ハイタカ(雌)

 

 コルリ(雄)

 分類     :スズメ目 ツグミ科

 全長     :14.0cm

 翼開長    :22.0cm

 分布     :中部以北で夏鳥、それ以南で旅鳥。

 生息地    :平地〜山地の林。

  食性     :肉食/昆虫、蜘蛛、ミミズなど。

 DATE(撮影日) :2013年5月2日

 TIME(撮影時間) :11時48分44秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/800秒

 APERTURE(絞り値) :F5.6

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :400

 撮影難易度  :★★★☆☆

 フォト_ギャラリー:初登場





 

 ルリビタキ(雄)

 分類     :スズメ目 ツグミ科

 全長     :14.0cm

 翼開長    :22.0cm

 分布     :全国で漂鳥。

 生息地    :平地〜山地の林など。

 食性     :雑食/昆虫、木の実など。

 DATE(撮影日) :2013年5月2日

 TIME(撮影時間) :12時48分56秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/200秒

 APERTURE(絞り値) :F5.6

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :400

 撮影難易度  :★★★☆☆

 フォト_ギャラリー:第42回・第96回・第104回参照





 

 ハイタカ(雌)

 分類     :タカ目 タカ科

 全長     :雄32.0cm 雌39.0cm

 翼開長    :60.0〜79.0cm

 分布     :本州以北で留鳥または冬鳥。

 生息地    :森林、農耕地。

 食性     :肉食/鳥類、小型哺乳類など。

 レッドリスト :準絶滅危惧(NT)

 DATE(撮影日) :2013年5月5日

 TIME(撮影時間) :13時06分23秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/4000秒

 APERTURE(絞り値) :F5.6

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :400

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:第30回・第43回・第70回・第102回参照

 使用カメラ  :NIKON D5100

 使用レンズ  : NIKON AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

 撮影地    :石川県

 今回は舳倉島の野鳥たちのオマケ画像だ。 これらの鳥は大阪でも普通種だが、撮影はそれほど簡 単ではない。
 野鳥のネーミングにおいては、「アオ」は大抵の場合緑色を指し、青には「ルリ」が使われている事が 多い。 コルリは暗い藪の中からなかなか出て来ないので撮影に苦戦するが、この時は明るい草原の 真ん中に居た。 この個体には幼羽が残っている様に見え若鳥と思われる。
 ルリビタキは割と良く見るもののここまで青くなるには4、5年くらい掛かるとされ、大抵はまだ青くない 若鳥あるいは雌しか目にする事が出来ない。 オオルリがヒタキ科なのに対し、コルリとルリビタキはツ グミ科だ。 もっとも、ヒタキ亜科とツグミ亜科をヒタキ科という大きなくくりの中で一緒にしている図鑑も 有る。
 舳倉島と言えども野鳥の楽園かと言えば、ここにも厳しい弱肉強食の自然の掟が有った。 草原の 小道を歩いていた僕の目の前を突如ハイタカが横切った。 小鳥たちが最も警戒しなければならない ハンティングの名手であり天敵中の天敵だ。 とは言え、それでもなお籠の中とは異なるこういう危険を 含めた自然の営みこそが野鳥たちにとっての楽園なのではないだろうか。
 ところで今回、舳倉島で撮った写真を整理していて、間違ってツリスガラと思しき撮影データを消去し てしまった。 フィルムカメラにも感光のリスクは有るが、過去に感光させてしまった事は無かった。 デ ジカメになってからミヤマホオジロやマヒワのデータを消してしまった事が有るから、僕にとってはデジタ ルの方がフィルムよりもリスクが高い。 削除データを復活させるソフトも市販されている様だが、全て のデータが復活出来るとは限らない。 今回はツリスガラ程度の鳥だったから良かった様なものの、こ れが珍鳥だったらと思うと背筋が凍る思いだ。
 掲載は見送ったが、今回舳倉島ではセイタカシギやチュウサギなども撮れた。 だが、本命と思って 狙っていた野鳥たちには遂に会えなかった。 舳倉島はまだまだ本気を出していない。 しかし、一度 に全て思い描いた通りに行くとは期待していなかった。 これこそが造り物のテーマパークとは違う面白 さだ。 だからこそ、きっとまたいつか僕はここに戻って来るだろう。



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