フォト_ギャラリー

2013年06月12日 [ 第113回 ]

 シロハラホオジロ(雄),コホオアカ,ノジコ(雄),クロジ(雄)

 

 シロハラホオジロ(雄)

 分類     :スズメ目 ホオジロ科

 全長     :15.0cm

 翼開長    :不詳

 分布     :主に日本海側の島嶼部で稀な旅鳥。

 生息地    :平地の林など。

 食性     :雑食/昆虫、種子など。

 DATE(撮影日) :2013年5月3日

 TIME(撮影時間) :14時02分19秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/200秒

 APERTURE(絞り値) :F5.6

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :250

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:初登場





 

 コホオアカ

 分類     :スズメ目 ホオジロ科

 全長     :13.0cm

 翼開長    :不詳

 分布     :主に日本海側の島嶼部で旅鳥または稀な冬鳥。

 生息地    :平地の林、草原、農地など。

 食性     :雑食/昆虫、種子など。

 DATE(撮影日) :2013年5月4日

 TIME(撮影時間) :13時45分38秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/1250秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :800

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:初登場





 

 ノジコ(雄)

 分類     :スズメ目 ホオジロ科

 全長     :14.0cm

 翼開長    :20.5cm

 分布     :中部以北で局地的に夏鳥。

 生息地    :平地〜山地の林など。

 食性     :雑食/昆虫、蜘蛛、種子など。

 レッドリスト :準絶滅危惧(NT)

 DATE(撮影日) :2013年5月2日

 TIME(撮影時間) :12時40分27秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/200秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :800

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:初登場





 

 クロジ(雄)

 分類     :スズメ目 ホオジロ科

 全長     :17.0cm

 翼開長    :25.5cm

 分布     :留鳥または漂鳥。

 生息地    :山地の林など。

 食性     :雑食/昆虫、蜘蛛、種子など。

 DATE(撮影日) :2013年5月2日

 TIME(撮影時間) :13時12分34秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/4000秒

 APERTURE(絞り値) :F5.6

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :400

 撮影難易度  :★★★☆☆

 フォト_ギャラリー:初登場

 使用カメラ  :NIKON D5100  D40

 使用レンズ  :NIKON Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
           NIKON Teleconverter TC−201 2×
           NIKON AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

 撮影地    :石川県

 撮影してから1ヶ月以上も経ってしまったが、舳倉島の野鳥シリーズはまだまだ続く。 今回はホオジ ロ科の仲間たち。
 僕にとってシロハラホオジロは全く馴染みの無い鳥だったので、実は出会いの感激もさほどではなか った。 図鑑よりも先に「実物から入った」野鳥だ。 第一印象は「立派な白い鬚を蓄えたお爺さんみた い」だった。 撮影してからいろいろ調べてみて初めて、なかなか大したお客さんだと分かって来た。  図鑑によっては迷鳥としているものも有り、その図鑑の写真も撮影地が舳倉島となっていたりする。
 コホオアカも図鑑によっては迷鳥としているものが有る。 日本のホオジロ科の中で最小。 喉が赤 茶色の濃色型と淡いクリーム色の淡色型が有り、この個体は淡色型と思われる。 このコホオアカで 僕の撮影種が亜種を含めると200種に到達した。 もっと普通種のホオアカを僕は未だ見た事が無 い。 見る順番を間違ってると言うべきだろうか。 自分で言うのも何だけど、いかにも僕らしい。
 ノジコは大阪などでは稀なので僕にとっては憧れの野鳥だった。 つまりこちらは通常通り「図鑑から 入った」訳だ。 中部以北に偏って局地的に分布し、日本のみで繁殖するとされる準絶滅危惧種だ。  そのノジコがマヒワと共に水場近くの地面で人を怖れずに採餌していた。 野鳥ファンに囲まれている のだからこれほど安全な場所は無いのだけど、それにしても僅か数メートルの至近距離に全く無警戒 のノジコが居たのには感激した。
 クロジは日向に居ても影みたいに黒っぽく見える。 道の真ん中で採餌していた。 去年の11月、滋 賀県の伊吹山で撮影して以来だ。
 ホオジロ科としてはこれらの他にミヤマホオジロを撮影したが、最近フォト_ギャラリーに登場したば かりなので、写真の掲載は見送った(第16回・第104回参照)。 たまたま横に居た人は初見だったら しく、しきりに感激していた。 おそらくノジコとあべこべにミヤマホオジロの稀な東日本の野鳥ファンな のだろう。 僕にとっては割と身近な鳥なので内心ちょっと優越感に浸ってしまった。
 これほど珍鳥の多い舳倉島だが、意外にも逆に最も見慣れたスズメが居ない。 ここではスズメが珍 鳥という訳だ。



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