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2013年05月27日 [ 第111回 ]

 カラアカハラ,ハチジョウツグミ,マミチャジナイ

 

 

 カラアカハラ(上=雌、下=雄)

 分類     :スズメ目 ツグミ科

 全長     :23.0cm

 翼開長    :37.0cm

 分布     :主に日本海側の島嶼部で稀な旅鳥。

 生息地    :平地の林、草原など。

 食性     :肉食/ミミズなど。

 DATE(撮影日) :2013年5月5日 5月2日

 TIME(撮影時間) :10時42分58秒 12時48分18秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/160秒 1/50秒

 APERTURE(絞り値) :F5.6 F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)
                        1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :400 800

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:初登場





 

 ハチジョウツグミ

 分類     :スズメ目 ツグミ科

 全長     :24.0cm

 翼開長    :39.0cm

 分布     :全国で冬鳥または旅鳥。

 生息地    :平地〜山地の林、農地など。

 食性     :雑食/昆虫、木の実など。

 DATE(撮影日) :2013年5月4日

 TIME(撮影時間) :13時42分52秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/500秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :800

 撮影難易度  :★★★★☆

 フォト_ギャラリー:初登場





 

 マミチャジナイ

 分類     :スズメ目 ツグミ科

 全長     :22.0cm

 翼開長    :37.0cm

 分布     :全国で旅鳥。

 生息地    :平地〜山地の林。

 食性     :雑食/ミミズ、幼虫、木の実など。

 DATE(撮影日) :2013年5月2日

 TIME(撮影時間) :11時30分16秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/1000秒

 APERTURE(絞り値) :F5.6

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :絞り優先AE

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :300mm(換算450mm)

 ISO(ISO感度) :400

 撮影難易度  :★★★☆☆

 フォト_ギャラリー:初登場

 使用カメラ  :NIKON D5100  D40

 使用レンズ  :NIKON Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
           NIKON Teleconverter TC−201 2×
           NIKON AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR

 撮影地    :石川県

 今回は舳倉島の野鳥たちのつづきで、ツグミ科の仲間たち。
 島の中央付近に水場と観察舎が造られており、野鳥たちの撮影ポイントになっている。 今回はこの 付近でカラアカハラが雌雄とも撮影出来た。 稀に大阪などにも飛来している様だが、これまで出会う チャンスは無かった。 雌はクロツグミと極似しているが、レンジャーに同定してもらったので間違いな い。 クロツグミ雌は本種より体上面が暗褐色で脇の橙色部が小さく、体下面の黒斑がもっと明瞭だ。  雄はアカハラと似ているが、日本のツグミ科の中で唯一体上面が青味を帯びた灰色だ。
 ハチジョウツグミはツグミの亜種で、プロフィールはツグミの内容を載せた。 分布はもちろん亜種ツ グミより稀だ。 廃校の校庭で人を恐れず採餌していた。 非常に印象的な赤褐色だ。 ものの本によ れば亜種ツグミとの「交雑個体」も多いとされるが、ハチジョウツグミは個体変異が多いとされ、この個 体が「交雑個体」なのか純血なのかは不明だ。 とは言うものの、別種ではなく亜種同士なので「交雑」 という表現には疑問を感じる。 以前にも述べた事が有る通り「亜種」には明確な定義が無く、分類上 はどちらも同じ種という事になるからだ。(第88回参照)
 マミチャジナイはさほど珍鳥ではない筈だが、初めて出会った。 海岸の岩礁と砂浜の間付近だっ た。 大雨覆の羽先が白いので若鳥と思われる。 舳倉島と言えど珍鳥ばかりではない。 亜種ツグミ を始め、アトリやカワラヒワなど拍子抜けする様な普通種もたくさん居た。 そんな中に他所では滅多に 会えない珍鳥たちが当たり前の様に居た。 そして珍鳥と普通種の間には何の分け隔ても無かった。  珍鳥とされる鳥たちも、ここでは何ら違和感の無い「普通種」だった。

 ツグミ:第42回参照



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