フォト_ギャラリー

2011年05月11日 [ 第62回 ]

 アカガシラサギ,セイタカシギ(雄),コムクドリ(雄)

 

 アカガシラサギ

 分類     :コウノトリ目 サギ科

 全長     :45.0cm

 翼開長    :75.0〜90.0cm

 分布     :全国で稀な冬鳥または旅鳥。

 生息地    :干潟、水田、河川など。

 食性     :肉食/魚類、甲殻類、昆虫など。

 DATE(撮影日) :2011年5月2日

 TIME(撮影時間) :16時08分57秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/80秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :200

 撮影難易度  :★★★★★





 

 セイタカシギ(雄)

 分類     :チドリ目 セイタカシギ科

 全長     :37.0cm

 翼開長    :67.0〜83.0cm

 分布     :全国で旅鳥。局地的に留鳥。

 生息地    :干潟、河川、水田など。

 食性     :肉食/魚類、甲殻類、昆虫など。

 レッドリスト :絶滅危惧U類(VU)

 DATE(撮影日) :2011年5月2日

 TIME(撮影時間) :13時38分19秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/100秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :200

 撮影難易度  :★★★★☆





 

 コムクドリ(雄)

 分類     :スズメ目 ムクドリ科

 全長     :19.0cm

 翼開長    :32.0cm

 分布     :中部地方以北で夏鳥、それ以南で旅鳥。

 生息地    :平地〜山地の林。

 食性     :雑食/昆虫、木の実など。

 DATE(撮影日) :2011年5月3日

 TIME(撮影時間) :08時53分57秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/40秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :400

 撮影難易度  :★★★☆☆

 使用カメラ  :NIKON D40

 使用レンズ  :NIKON Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm

 NIKON Teleconverter TC−201 2×

 撮影地    :鳥取県

 去年の暮れ以来、久しぶりに米子水鳥公園を訪れた。 そして今回もまた期待以上の野鳥たちと出 会う事が出来た。
 今回の主役はアカガシラサギだ。 なにしろ以前は日本で数例しか記録された事が無かったほど渡 来数が少なかったとされる。 近年は沖縄などで増加傾向にあるとされるが、米子水鳥公園で観察さ れたのは10年ぶりだそうで、とりわけ夏羽は珍しいとの事だ。 しかも突如飛んで来て干潟に降り立っ たのは一瞬で、すぐに飛び去ってしまった。 現れてから見えなくなるまで何とわずか30秒。 16枚し か撮影出来ず全てピンボケか手ブレ。 実は着陸した瞬間、三脚の足が縮んでしまってカメラを固定出 来ず、撮影に失敗するという痛恨のミスを犯した。 悔しさの余り急遽一泊して翌日も訪れた程だった が、案の定、二度と姿を見せてくれずシャッターチャンスは来なかった。 野鳥の行動半径は広いから 一度見失うとなかなか見つかるものではない。 日暮れ近くまで周辺の農耕地を歩き回って探したが無 駄骨だった。 それでも束の間とは言えこの目でその美しい姿を見られたのは幸運だった。
 セイタカシギの雌は去年の夏に大阪でも観察したが、今回は雄と思われる(フォト_ギャラリー2010 年08月15日参照)。 足は長いだけではなく鉛筆ほどの細さしかないそうで、いっそう華奢に見える。  この公園は観察所の近くに浅瀬を作ってあり、野鳥が集まりやすい工夫がされている。 この個体も 一日中観察所の目の前で採餌してくれたので、近距離から存分に観察させてもらえた。 しかしこの日 の夕方に突如飛来したオオタカに驚いて飛び去り、二日目には遂に姿を見る事は出来なかった。
 この公園の外縁部にある並木にはコムクドリの数羽の群れがいた。 さほど珍しい鳥ではないはずな のに初めて見た。 黒いムクドリのイメージと比べると結構カラフルだ。 僕はどういう訳か珍しい野鳥 と巡り会う事は多いのに、普通の野鳥とはなかなか出会えない。 もう少し撮影ポイントのバリエーショ ンを増やした方が良いかも知れない。



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