フォト_ギャラリー

2011年01月19日 [ 第58回 ]

 コハクチョウ,トモエガモ,ハジロカイツブリ

 

 コハクチョウ

 分類     :カモ目 カモ科

 全長     :120.0cm

 翼開長    :180.0cm〜225.0cm

 分布     :本州以北で冬鳥。

 生息地    :湖沼、河川、水田など。

 食性     :草食/青草など。

 指定     :天然記念物(水原のハクチョウ渡来地、猪苗代湖のハクチョウおよびその渡来地)

 DATE(撮影日) :2010年12月30日

 TIME(撮影時間) :11時06分25秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/60秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :400

 撮影難易度  :★★★☆☆





 

 トモエガモ

 分類     :カモ目 カモ科

 全長     :40.0cm

 翼開長    :65.0cm〜75.0cm

 分布     :本州以南で冬鳥。

 生息地    :湖沼、河川、水田など。

 食性     :草食/青草など。

 レッドリスト :絶滅危惧U類(VU)

 DATE(撮影日) :2010年12月31日

 TIME(撮影時間) :10時06分51秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/100秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :800

 撮影難易度  :★★★★☆





 

 ハジロカイツブリ

 分類     :カイツブリ目 カイツブリ科

 全長     :30.0cm

 翼開長    :56.0cm〜60.0cm

 分布     :全国で冬鳥。

 生息地    :海岸、湖沼、河川など。

 食性     :肉食/魚類など。

 DATE(撮影日) :2010年12月31日

 TIME(撮影時間) :13時00分45秒

 SHUTTER(シャッタースピード) :1/125秒

 APERTURE(絞り値) :F16(絞りはF8)

 EXPOSURE MODE(撮影モード) :MANUAL

 FOCAL LENGTH(焦点距離) :1000mm(換算1500mm)

 ISO(ISO感度) :800

 撮影難易度  :★★★☆☆

 使用カメラ  :NIKON D40

 使用レンズ  :NIKON Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm

 NIKON Teleconverter TC−201 2×

 撮影地    :鳥取県・島根県

 去年の暮、二日間の日程で鳥取県の米子市と島根県の安来市を訪れ、普段なかなか見る事の出来 ない野鳥たちと出会えた。 今回は前回に続き山陰地方の野鳥を紹介する。
 コハクチョウは日本海側に局地的に渡来する。 米子市の隣の安来市には有名な飛来地が有り、広 大な水田地帯が広がっている。 行ってみると、いとも容易に数十羽のコハクチョウの群れに遭遇出来 た。名前の通り白鳥としては小型だが、野鳥としては超大型の部類だ。 外見が似ているオオハクチョ ウとの見分け方は嘴の黄色い部分の形で、先端側が尖って見えるのがオオハクチョウ、写真の様に欠 けて見えるのがコハクチョウだ。 あいにくの悪天候にめげず傘を差しながらの撮影となったが、ほとん どこちらを警戒する様子も無く何やらついばんでいた。 ただし野鳥は傘に驚いて逃げてしまう事が多 いので、雨や雪の日は要注意だ。 希少な鳥ではないので撮影難易度は星3個としたが、分布は偏っ ているので偶発的な撮影は難しい。
 トモエガモの群れは米子水鳥公園の葦の陰で降りしきる吹雪に耐えていた。 コハクチョウと同様、 主に日本海側へ局地的にしか飛来しない冬鳥で、絶滅危惧U類に指定されている。 残念ながら雪に 煙って色彩のはっきりしない写真になってしまったが、顔に黒、黄白色、緑の特徴的な巴模様が有り、 この名が付いている。 雪が積もって見るからに寒そうで、なぜもっと温暖な地域へ飛んで行かないの かと不思議に思う。 鳥類は哺乳類と同じ恒温動物だから、寒さを感じないはずは無い。 餌さえ有れ ば耐えられるのだろうか。
 ハジロカイツブリも米子水鳥公園で数羽が吹雪の中で泳いでいた。 他のカイツブリ科と同様、潜水 して主に魚類を捕食する(フォト_ギャラリー2010年02月03日参照)。 視界が悪いなか運良く何と か撮影出来る距離まで近付いて来てくれたが、昼間にもかかわらず厚い雪雲で薄暗かったため画質 の良くない高感度に上げざるを得ず、同じく野鳥写真の出来としては満足の行くものではない。 ただ、 日本海の冬の厳しさは伝わると思う。 事実、池の一部が凍り始めていたから、この時の水温は0度近 くまで下がっていたはずだ。
 この他、米子水鳥公園でミコアイサ、コブハクチョウ、オオバンなども撮影出来た。 欲を言えばもう 少し滞在してもっとマシな写真を撮りたかったし、もっと多くの野鳥とも出会いたかったが、限られた日 程の中で曲りなりにも貴重な野鳥たちを撮影する事が出来て幸運だった。



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